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「ブラック校則」についてのあれこれ。

髪型や服装に関して「ブラック校則」という言葉をよく耳にするようになった。
流行に敏感な子からすれば、髪型の規制、化粧・髪の染色を禁止する校則については「ブラック」と思い、こうなる・・・。

なんでダメなの!この学校おかしい!意味わかんない!

学校が校則として定めているからには一応理由がある。
【それを聞いて納得はしないでしょうが・・・】

どんなに理由を説明しても、自分がしたいことができなければ納得はしない。

そ・し・て、文句を言い続ける!

学校によっては染色も化粧も認めている所はある。
ただ、そこに行けばよいだけの話なのだが、禁止している所にやって来ておかしいと文句を言う。【なぜなんだろうか・・。お互い不幸にしかならないのに。】

ブッラク校則の一例、「茶色い地毛を黒染めしろ!」

「茶色い地毛を黒くしろ」とだけ聞けばおかしいと思うが、なぜそんなおかしなルールが作られたのだろうか。

それについて、こんなことを考えてみた。

ある日、突然黒髪だった子が茶色に!
生え際は黒く、どう見ても染めたとしか思えない。
ただ、本人は「地毛」だと言い張る!
いくら話しをしても認めることはなく、そして終いには「○○の方が茶色い!○○の方がおかしい。○○は絶対染めてる!」など、他人の話にすり替え、あいつは茶色くて許されているだから、私も許されるべきだと言い張る。
学校も染めたと認めていない生徒の髪を染めさせるわけにはいかないので、
どうにもすることができない。

するとその子は、地毛だと言い張れば染めても大丈夫だと噂を広める。
そうなると、次の日から地毛が茶色くなる生徒が急増。
そして、皆、同じことを言う。

「私は地毛だぁ!!」


もう好き放題になって収集がつかなくなる。
指導するには、地毛でも茶色ければ染めろ!としないと無理である。
そうすると、本当に地毛が茶色い子も染めなくはならなくなる。

つまり、嘘つきの犠牲者になる。


そもそも、染めても良いと考えればよいのかもしれない。だが、色とりどりの生徒が朝、通学している様子を近隣の方はどう思うかと考えてしまうだろう。
黒髪で登校していれば、特に気になることはない。

学校は無難な道をとる。

これは悪いことなのでしょうか。
日本社会の中で染色を禁止している仕事は一つもない!
髪の色などどうでもいいのだ!と全ての人が思っているのであれば、学校も染色について何も言う必要はないでしょう。
ただ、まだ社会はこうなっていないでしょう。

教員は社会で通用しない非常識な面があるというイメージがあるから、変なルールを作っていると思われるのだろうか。
「ブラック校則」を見直すことは大事でしょうが、何が「ブラック校則」なのかを判断する基準が難しい。じっくりと検討して改善していってほしい。

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