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働き方改革

 教育関係の仕事をしているのですが、最近「働き方改革」という言葉をよく耳にします。 
 文部科学省のホームページにも「働き方改革」について言及されています。改革する理由の一つには、教員が子供たちに対して効果的な教育活動ができるようにするということのようです。

 これは裏を返せば、改革しないと効果的な教育活動が出来ていないということなるのでしょうか・・・。
 じゃあ、今やっている教育って何?【これはちょっと意地悪な見方ですね。】

 現場では、働き方改革を個人の努力に委ねているむきがある。そんなセリフが管理職から投げかけられることも・・・。
【「働き方改革進んでますか?」。えっ!「働き方改革」って個人でするものなんですか・・・】

 個人で働き方を改革してよいなら、「明日から学校行きません!リモートで授業全部します!」、「授業準備の時間を確保するため、不要と感じる事務作業は全てやりません!」なんてことが可能になるんでしょうか。

本気で働き方を改革するなら制度を変えればよいのでは?

 例えば、「1日6時間授業をやめる」、「部活動は教員の業務外だと明確に規定する」、「外注できる仕事は外注する」など、思い切った舵取りはしてくれないのでしょうか。

 制度は変えない、業務量も減らさない、でも働き方を改革しなさい!【そんなご無体な・・・」
 これを実現するにはもう、業務能力が極めて高い個人の集団でないと無理なんじゃないでしょうか。

動かすことのできない大事なものは何か。

 教員の業務において何が大事で、何をすべきなのか、今一度よく考えなくてはいけない時なのだろうということはヒシヒシと感じる。
 本当に進んで欲しいですね。「働き方改革」・・・。

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