うつ病 その後

初めて心療内科を受診し、うつ病と診断されてから1年と1ヶ月が経った。
精神科へ転院してからは7ヶ月が経ったことになる。

2022年の後半は割と調子がよく、9月頃からは25mgまで減薬していたくらい。
ただ気になったのは、その頃から体重が2ヶ月で7キロ増えた。さらに何故か胃痛が酷くなり、加味逍遙散の副作用を疑って服用をやめた。セルトラリンだけでPMDDもおさまっていたので漢方は要らなかったのかな?

12月に入っても胃痛がおさまらず胃カメラ検査をしてびらんが見つかった。単発びらんで、悪性腫瘍の初期の可能性もあり、「ちょっと気になるから」と医師に言われ組織を取っての生検。結果が出るまでの不安な10日間を過ごしていた最中、親戚がガンで亡くなったと夜遅くに連絡があり、からだの中にぐわんと重さがよみがえって、あ ヤバいかも。と感じた。

そこからドーンと落ちてしまい。
ああ。前のこの感じが戻ってきてしまった…
調子が良かった分、ショックだった。こんなにも簡単に落ちてしまうのか…と。その亡くなった親戚とはもう付き合いは無かったのに。

セルトラリンを1,5錠に戻すべきだろうか?と迷ったけれど、せっかく減薬出来ていたのに…と、何故か頑張ってしまう自分が居た。
今思うと典型的なうつ病の時の私の反応だった。

胃の生検の結果は、悪性腫瘍ではなかった。
ただのびらん。ただのびらんでも十分痛かったけれど。取り敢えずホッとしたけれど重い心はそのままだった。

年が明けて、初めての精神科の日。
医師に増薬すべきかそれとも薬に頼らず自分を鍛錬すべきか聞いたら、今は成功体験を積み重ねて自信をつける時期だから、増薬して少しゆっくりしたら?と言われた。その言葉に少しホッとした。
少しづつでも右肩上がりに良くなりたい自分が、増薬は負けのような気がして頑張ろうとしていたけれど。
うつは良くなったり悪くなったりするものらしい。

ということで薬を増やしのんびり行くことにしました。

皆様も自分を甘やかし、思いきり愛してあげてください。




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