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個人作家がブランドとして成長していくためのヒント3選

こんにちは、CAT+v編集部です!
はじめは趣味で始めたハンドメイド販売だけれど、仕事として生計を立てていきたいと考えている方が避けて通れないのは、ブランドとしての価値を上げ、適正な価格で商品を販売していくことです。
しかし、多くの方が「高いと売れないのではないのか」と不安になってしまって、なかなか作品の価値に見合った価格を付けられていないのではないでしょうか?
もちろん、ただやみくもに値上げをしてしまったら既存のお客様は離れていってしまうかもしれません。
そこで重要なのが、お客様に納得してもらいながら、ブランドとしての価値を上げていき、それに伴った価格設定をしていくというものです。
今回は、個人作家がブランドとして成長していくためのヒントを3つご紹介します。


作品だけではなく価値を提供する

個人作家がブランドとして成長していくためのヒント3選記事に挿入する箱に入ったリングの画像

ハンドメイド作家はハンドメイド作品を販売していますよね。
しかし、ただピアスが欲しいだけであれば、雑貨屋さんやジュエリーショップ、100均などにも売っています。
そんな中でも、なぜお客様はわざわざハンドメイド作品を購入するのでしょうか?
あなたの作品を購入してくれるお客様は、作品そのものではなく、作品に込められた価値を買っています。
それが既製品にはない斬新なデザインなのか、オーダーメイド感覚で注文できる特別感なのか、地元の素材を活用したものなのか、作品の制作の背景に共感したのかなど、さまざまな理由があるでしょう。
既製品やほかのハンドメイド作品があふれている中で、あなたの作品にしかない価値はなんでしょうか?
あなたの作品やブランドにしかない価値はなにかを考えて戦略を立てることで、作品そのものだけではなく、ブランドの価値も評価されるようになってきます。


基準値と期待値を上げていく

個人作家がブランドとして成長していくためのヒント3選記事に挿入するラッピングされた箱の画像

有名ブランドは、信頼を価値として価格が設定されています。
そのため、お客様が抱いている高い期待値に応えられるように、ブランド側も高い基準値を保っているわけです。
細部にまで高い基準でお客様に対応するからこそ、お客様は購入したときの高揚感や、帰宅して梱包を開けるときの特別感なども価値として感じることができます。
有名ブランドのデザインの完成度、技術面の基準値はすぐにマネできることではありません。
しかし、顧客対応や梱包などは個人作家でも心がけ次第で基準値を上げることができるのではないでしょうか?
それぞれについて解説します。

顧客対応・アフターサービス

ネット販売で実際にお顔が見えない取引を中心に行っている場合、より丁寧で誠実な対応が求められます。
お問い合わせやお客様へのメールに丁寧に返信するのはもちろん、お届け予定日や発送の連絡、お問い合わせ番号の通知、ご購入後のごあいさつなどは欠かさずに行うようにしましょう。
また、可能であれば、保証やアフターサービスについてもご案内するようにしてみてください。
修理やサイズ直し、クリーニングなど、購入したあとに発生するお客様のお困りごとを先回りしてご案内しておくことで、お客様に安心感を与えることができます。

梱包・ラッピング

お買い物をしたあとに梱包をあけるとき、ワクワク感や高揚感を感じることはありませんか?
ブランドや作品の雰囲気に合った梱包にこだわることで、商品にたどり着くまでの特別感を演出することができます。
梱包やラッピングは、お客様の手元に商品が届いたときの表情を想像してできているか振り返ってみましょう。
梱包に使用する素材にも、ホコリや汚れには細心の注意を払ってくださいね。
個人作家においても、こうしたちょっとした気配りや工夫で、ブランドとしての価値を上げていくことができるようになるでしょう。


作品や身を置く環境を変えていく

個人作家がブランドとして成長していくためのヒント3選記事に挿入する階段を上る女性の足元の画像

同じ商品を販売しているのに、販売している場所によって価格が違うということを体感したことはありませんか?
ペットボトル飲料ひとつとっても、コンビニやスーパー、山頂などでは全然価格が違いますよね。
なにかを販売するとき、需要が高くなる場所で売ることで、納得して買ってもらうことができます。
これはハンドメイド作品も同じで、ハンドメイド作品の需要が高くなっている場所で売ることで、その場に合った適正な価格で買ってもらうことができると言えるわけです。
メルカリやフリーマーケットなどのハンドメイド作品以外のものも出品されている単価が安い場所で、1000円の商品を100個売って月10万円稼ぎ続けるのは大変です。
ハンドメイドマーケットやハンドメイドイベントなどで2000円で販売して50個売るほうがブランドとしても成長しますし、大量生産しなくていいので、ひとつひとつの作品の精度が上がります。
作品の精度が上がれば、iichiなどの比較的価格帯が高いプラットフォームでも安定して購入していただけるようになるでしょう。
5000円の商品を20個販売していけば、さらに作品の精度を上げることができます。


また、成長するための近道として、目標となる作家さんやブランドを見つけてみることも大切です。
どうして売れているのか、どんな考えを持っていて、1日にどのくらいSNSを更新しているのかなどをよく観察し、研究していきましょう。
自分にできていないことや足りていない部分は何かを明確にして実行することで、更なる成長につなげていくことができます。

まとめ

個人作家がブランドとして成長していくためのヒントを紹介しました。
ハンドメイド作家がひとりで制作できる量には限界があります。
今後も作家として活動していくためには、ブランドや作家として成長していくことが必要不可欠です。
成長していくための3つのヒントとして
作品そのものだけではなく、価値を提供すること
ブランドに価値を感じていただくために、期待値と基準値を上げていくこと
成長し続けていくために、作品や身を置く環境を変えていくこと
をご紹介させていただきました。
ハンドメイド販売を仕事として活動していきたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
また別の記事でお会いできますと幸いです。


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