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ハンドメイド作家の商品台帳と取れにくい商品値札タグの付け方【画像・テンプレート有】

こんにちは、CAT+v編集部です!
ハンドメイドイベントで販売していると、商品についてお問い合わせや質問をいただくことがあります。
その際に、正確な情報をお伝えできているか不安になることはありませんか?
また、販売を委託する場合には、作家以外の人でも商品について正確に情報をお伝えする必要があります。
そんなときに、商品について必要な情報をまとめてある商品台帳があるととても便利です。
さらに、台帳と併せて使用する商品値札タグですが、取れにくい付け方があるのはご存じでしょうか?
今回は、商品台帳の必要性と、おすすめの記載事項、取れにくい商品値札タグの付け方を画像とテンプレートと併せて分かりやすくご紹介します。


個人のハンドメイド作家でも商品台帳を作成する必要性

ハンドメイド作家の商品台帳と取れにくい商品値札タグの付け方【画像・テンプレート有】記事に挿入する白い花とノートの画像

個人でハンドメイド作品を制作して販売している方でも、イベント時やお知り合いの店舗などに作品を置かせていただいて販売を委託する委託販売を視野に入れている方も少なくないでしょう。
その際に、納品書のほかに商品台帳も作成しておくことをおすすめします。
商品台帳とは、その商品にまつわる必要な情報をまとめて管理するためのものです。
商品台帳を作成することで、作家本人以外の人でも、お客様に正確な説明ができるようになります。
「なんだか大変そう」「個人作家なのに必要なの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、個人の作家とはいえ、ビジネスとして販売を委託します。
委託先に安心して販売していただくためにも、最低限の必要事項は共有するようにしましょう。
また、ご自身で販売する場合も、お問い合わせがあった際に商品ひとつひとつの情報を正確にお伝えすることができます。
実際に商品台帳を作成する場合には、委託先によっては規定がある場合もありますので、よく確認してから作成しましょう。


記載する項目

ハンドメイド作家の商品台帳と取れにくい商品値札タグの付け方【画像・テンプレート有】記事に挿入するペンと電卓の画像

商品台帳に記載する項目は、たとえば以下のようなものがおすすめです。

  • No.

  • 商品コード

  • 値段

  • 品名

  • 素材

  • 種別

  • コンセプト

  • 注意事項

  • 備考

  • MAX値引額

  • 売り上げ日・販売価格

  • 商品値札タグ貼り付け欄

ひとつずつ解説します。


No.

委託販売先に商品をいくつ納品しているのか、イベントに持ち込んだ商品がいくつあるのかを明確にするため、記載しておくと便利です。


商品コード

商品の区別が明確にわかるように、簡単でかまいませんので商品コードを作成しましょう。
商品区別のアルファベット+数字などのシンプルで管理しやすいものがおすすめです。


値段

商品の販売価格を記載します。
税込み・税抜きの両方を記載しておきましょう。


品名

ここには商品のタイトルを記載しておきましょう。


素材

その作品に使用している素材をすべて記載します。
お客様からお問い合わせや質問があった際に、誰でも答えられるように分かりやすく記載しましょう。


種別

ここには、その商品の分類を記載します。
たとえば、リングならリングと記載し、サイズも併せて記載しておくとわかりやすくなります。
ネックレスなら長さ、ピアスならゲージなど、その商品が一体なんなのかを具体的に記載しておく項目です。


コンセプト

その商品にはどんなこだわりがあるのか、どんなことから連想した作品なのかなど、手に取ってくださった方に伝えたいことを記載しておきましょう。
作家本人が実際に販売するのであればすぐに答えられるかもしれませんが、販売を委託する場合は記載しておくと接客の際に重宝します。


注意事項

ここには、主に取り扱い時に注意してほしいことを記載します。
色落ちや変色、金属アレルギーについてなど、ネット販売時に記載しているものと同じでかまいません。


備考

ピアスをイヤリングに変更できるのかや、リングならサイズ直しが何号から何号まで可能なのかを記載しておきます。
また、ほかにも想定されるイレギュラーな対応について可能な範囲を記載しておくといいでしょう。


MAX値引額

基本的には定価販売が基本になると思いますが、値引きする場合の底値を記載しておくと赤字になるリスクを避けることができます。
接客中やイベントの終盤などに販売戦略として値引きをする際は、こちらの価格を下回らないようにしましょう。


売り上げ日・販売価格

商品が売れた日と実際の販売価格を記載する欄です。
販売を委託する場合は委託先に記載してもらうことになりますので、あらかじめ説明をしておきましょう。


商品値札タグ貼り付け欄

実際に商品が売れた証明として、商品タグを貼り付ける欄があると便利です。
紛失してしまったものなのか、売れたものなのかが分かりやすくなります。
委託先によってはそのショップ独自の規定がある場合もあるので、事前に確認をしておきましょう。

商品台帳テンプレート

今回は、上記の項目が記入できるテンプレートをご用意いたしました。
Googleスプレッドシートでご用意しておりますので、コピーしてご利用ください。
2シート目には必要項目を記入していただける表紙もございます。
印刷する際は、印刷設定画面で【縦向き・幅に合わせる】に指定していただけますとA4用紙一枚に収まるようになっています。

PDFはこちらよりダウンロードしていただけます。

商品値札タグの取れにくい付け方

実際に商品に取りつける商品タグには、商品コードや値段を記載します。
基本的には委託先の規定に沿って制作する必要がありますので、よく確認してから作成しましょう。
しかし、どのショップも商品からタグが取れないようにしてくださいという注意書きがあると思います。
ここでは、取れにくい商品タグの付け方を画像付きでご紹介します。

①タグの紐を商品に通す

②タグの穴に紐を通す

③紐を輪にして、タグ本体を通す

④紐を締める

⑤完成!

ポイントは、紐をタグに通すだけではなく、タグの穴に再度通すことです。
このひと手間のおかげで、タグが取れにくくなります。
ぜひ試してみてくださいね。


まとめ

ハンドメイド販売における商品台帳の必要性と記載事項、取れにくい商品値札タグの付け方をご紹介しました。
商品台帳を作成して商品の情報を共有することで、実際に商品を販売してくださる販売員の方でも性格な情報をお客様に伝えることができます。
また、ご自身で販売する場合にも管理がラクになりますので、ぜひ活用してみてください。
取れにくい商品値札タグの付け方のポイントは、タグの穴に再度紐を通すことです。
不明点がありましたら、ぜひお気軽にXのDMまでご連絡ください。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
また別の記事でお会いできますと幸いです。


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