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【京極夏彦Labo Vol.2】突然の京極堂ムーブメント

どうも、FGOに参戦した果心居士が美少女でビックリしている卯月絢華(カツペソ)です。
今週は何かと京極堂絡みのネタが多い気がします。まだ水曜日ですがここまでネタが多いと逆に記事を書くのに困ってしまいます。

愛蔵版『絡新婦の理』発売決定!

デビュー10周年のときに発売された愛蔵版『姑獲鳥の夏』を皮切りに、今まで順当に愛蔵版『魍魎の匣』、愛蔵版『狂骨の夢』、そしてデビュー25周年で発売された愛蔵版『鉄鼠の檻』。
ただでさえノベルス状態でも分厚い京極堂シリーズですが、ハードカバーになるともはや鈍器です。
そしてデビュー30周年イヤーで待望の(?)愛蔵版『絡新婦の理』が発売される事になりました。現在予約受付中です。

ここまで来ると逆に愛蔵版『塗仏の宴』がどういう扱いになるのか気になる所です。多分、『~宴の準備』と『~宴の始末』の合本になりそうな気がするんですけど、実際どうなんでしょうか……?
そしてドサクサに紛れて鵼の碑出すつもりなんでしょうか。

『Fate/Grand Order』に果心居士が参戦

もう一つ京極堂関連で触れておきたい話題が「FGOに果心居士が参戦すること」です。
果心居士とは戦国時代に実在したとされる幻術師で、あらゆる幻術を操っていたとされています。そして、『百器徒然袋【雨】』の中に収録されている『鳴釜』で京極堂が名乗った偽名が「果心居士」です。
『鳴釜』のあらすじは「『僕』の姪が婦女暴行事件に巻き込まれて自殺したので榎木津礼二郎が事件の真相を暴いたらうっかり政財界の闇まで暴いちゃった」という感じです。話の時系列としては『絡新婦の理』終盤~『陰摩羅鬼の瑕』直前ですね。
そこで、京極堂はとある事情で自らを果心居士と名乗っています。陰陽師だと都合が悪かったのでしょう。多分『塗仏の宴』に登場する謎の占い師・華仙姑(かせんこ)と果心居士(かしんこじ)かけたダジャレのような気もするんですけど。
まあ、結局『鳴釜』の犯人は果心居士の幻術に惑わされるが如く京極堂に成敗されてしまうのですが。

ちなみに、『FGO』における果心居士は美少女です。イカツイ顔をした古書肆のイメージを持ってるのでこっちとしては解釈違いも甚だしいのですが。

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