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私の話きいてください

韓ドラのミカタ

立て続けに見た二つの韓ドラのプロットが似ていた。
どちららもミステリー仕立てだが、
究極は、韓ドラあるあるネタの家族愛。

「自白」イ・ジュノ主演
「ずっとあなたを待っていました」ナ・イヌ主演

「ずっと..」は、子供の心臓移植のためだったら、
罪の意識もなしにドーナー確保のため人を殺せる母親。

「自白」は、今にも死にそうな子供の心臓移植の順番を早めるため、
殺してもいないのに、偽装殺人容疑者になり、死刑判決を受ける父親

「自白」では、弁護士ドヒョン(ジュノ)心臓移植を受ける。
「ずっと・・」では、準主演の検事ヨンウン(クォン・ユル)が
心臓移植を受ける。
どちらも、捜査している殺人事件の被害者の心臓なのだ。

そして、レシピアントは、後から誰がドーナーだったか気付かされる。

「自白」の弁護士ドヒョンは、感情を表に出さないからか、彼の心臓移植
の順番が早まった残酷な背景を知っても、動揺をみせない。
担当事件の被害者であったドーナーの母親が医師で、ドヒョンの移植手術を担当。
その後ドヒョンの弁護士事務所のスタッフになるのだが。

「ずっと.」の検事ヨンウンは、母親が容疑者のためか、動揺を隠せない。
それに気づくまでは、穏健で、静かな印象であったのだが。

韓国ドラマや映画では、頻繁に臓器移植がトピックになる。
シリアスな扱いもあれば、借金のとりたての手段として、
冗談だか、本気だかしれないが、臓器移植が話題になる。

実際はどうなのか?
韓国社会での臓器移植の傾向を知りたく、
韓国の臓器移植状況を調べた。

2021年人口100万人あたりの各国の臓器提供数
では、最大数がアメリカの41,6に対して、日本は0.62。
韓国の数は、8.56で、アジアで最も高く、なんと中国よりも多い。

これはドーナー候補数に比例するのだろう。

韓国系のメディアで、時々、臓器移植の記事を目にする。
事故などで脳死と判断された患者がドーナーになり、
複数のレシピアントに臓器を提供したと。
脳死患者やその家族にとっては悲劇ではあるが、
ドーナーの彼、彼女は社会に素晴らしい貢献をした。
みたいに、メディアは感涙と感動を発信する。

#ずっとあなたを待っていました #イ・ジュノ #ナ・イヌ

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