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カレー焼きそば?会津ソースカツ

 先日会津にツーリングに行った息子から電話があって、「今、カレー焼きそばを食べている。」と言う。カレー焼きそばなど会津にあることも知らなかった。カレー味の焼きそばかと思ったら、焼きそばの上に普通のカレーがかかっているという。何十年も前からあるというのにも驚いた。会津を離れてから50年にもなり、喜多方ラーメンがブームのころしか知らない。カレー焼きそばがその後にできたとしても、不思議ではない。
  新聞の小欄に、会津ソースカツのことが載っていた。ご飯にごま油で炒めたキャベツが敷かれ、黒ミリンを使った甘いソースがかかったカツが載っているのだそうだ。それが会津ソースカツ丼で、大正時代から親しまれてきたという。
 コンビニエンスストアを展開するローソンでは、10月11日から東北復興支援をこめて、会津ソースかつ丼を全国で発売することにしたそうだ。1個460円で、20円を被災地の就学困難者を支援する同社の『夢を応援基金』に寄付するという。そんなことになっているとは全く知らなかった。それならそれでもっと宣伝して、多くの人に知ってもらい、買ってもらうようにしなければ、何の意味もないだろう。中島重治会長は、「何度も味見をして完成した。感謝している。」安平阿史上級執行役員東北ローソン支社長は、「知名度が高まるお手伝いができれば嬉しい。」と言っているそうだ。みんな善意でしていることなのだ。もっと知名度を上げ、みんなが協力できるようにすればよかったのに、知られなかったのが残念だ。会津人は、目立つこと、大げさなことが得意ではない。それがこんなところにも出ているのだろうか。

                   (H23.10.24)

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