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clusterワールド制作記録:電脳都市オービタルブルー

旧バイパス通信経路の渋滞エリア「スターハイウェイ」に発見された暗礁。過去に同名の電脳都市が都市間ネットワークから喪失しており、その残骸ではないかと推測されている。

どうも、カティアです。clusterにワールド機能が実装されて間もないころに制作したワールド「ORBITAL BLUE」、二回目のメジャーアップデートです。

◆データの星空に浮かぶ港

LegacyOceanReportに名前だけ出てきたオービタルブルーは、港町でした。一方その名を冠するclusterワールドは水中、浜辺を経て二回目のアップデートで、今度こそ港型のワールドに生まれ変わりました。
……ただその割に水面はなく、水色のアイコンのストリームが岸壁の周りを昇っていきます。一体ここはどこでしょうか。

ちなみに初期構想では、データストリームの急流にさらされた岩礁で宝探しをするイメージでした。なんにせよVer2でむやみに広くしすぎたワールドをコンパクトにまとめることが、Ver3のコンセプトにありました。

便利なフォトスポットとして機能することを意識しつつも、謎解きとまではいかない程度のギミックを用意しました。cluster民は高いところに上りたがる、という話ですし…。

おまけ程度に遊べるアイテムも用意しました。これは泡が出る銃で、6発撃つと次のアイテム使用で排莢されます。

◆ウッドデッキ

今回のワールドの集合ポイントは、岸壁から張り出したウッドデッキです。ただし足元に水面はなく、パーティクルの急流が流れています。
自販機は昨年の超加速祭にあったZONEのものを参考にモデリング、「GET」ボタンで缶ドリンクを入手できます。なお、自販機には連打防止に数秒のクールタイムを設けていますのであしからず。

◆サイバービークル「アラティーナ号」

今回はアトラクションの一つとして、乗り回せる4脚型ビークルを4両配備しました。UNBIPED MUSEUMのアップデートがまだ先ということもあって、先行出しの意味合いも兼ねてです。
小回りが利くよう車両サイズは2m四方に抑えました。また、最近作ったワールドでエゴサすると数名で連れ立って来る方が多いので、それぞれが乗れるよう4両配備しました。

ウッドデッキに乗り上げられても困るので今回はジャンプ機能はオミット、その代わり追加入力で魚雷を撃てるようにしました。ちなみに魚雷は車体下から放たれます。
通常この手の武装は車体上にあるものですが、乗員の背丈が3mに達する可能性もあるので…弾や銃口が後頭部を貫通する絵面になってしまうかも。
魚雷で破壊できるオブジェもいくつか用意しました。鈍足な車両を乗り回す理由付けでもあります。

◆廃墟のスケール感

Ver2と比べると大幅なコンパクト化、また遠景に都市の残骸を浮かべる案もありましたが、スケール感がうまく出なかったので断念しました。
とはいうものの、その気になれば奥側などにエリア増設も出来る仕様にはなっています。ひとまずは完成、今後は…風の吹くままに。

◆BGM

和名はシノノメサカタザメ。LegacyOceanReportからレイのモチーフ、エイのイメージです。フグを飲み込んで中毒、ダイビングゲームで謎のフリーズと若干不運属性持ちな生き物ですが…。