clusterワールド制作記録:Diorama Garden
「なあジャックの爺さんよ、このでけぇ樹には桜が咲いたりはしないのかい?」
どうも、カティアです。昔上げた庭園ワールドを大幅アップデートしました。
4月のお題「ハルノセカイ」応募ワールドです。
■Ver1.0 ボクセルのお花見
初期のジオラマガーデンは丸ごとボクセル製でした。当時はBlenderに関する技術力がほぼなかったのです。当時、お花見ワールドのお題に乗ろうとかこつけたまではよかったのですが…。
当時の様子。当時はアップロードすると即公開だったため、選んだ水面シェーダーが動かなかったりとかしました…。
■Ver2.0 ナイトガーデン
どうにも初期のガーデンに納得できないので早々に改造、もとい作り直し。相変わらずボクセルですが昼から夜に変わり、パーティクルアセットのホタルが飛び交います。
松明が背後で燃え盛るこのスクリーンショットは、カタリナ・プロジェクトのイメージ画像として各地で使われることになりました。
爆炎パーティクルアセットのパラメータを弄った、炎を使ったトーチトワリング。ところでUnity公式のパーティクルアセット、Asset直下にファイルばら撒くのどうにかなりませんかね…?
■Ver3.0 夜桜の庭園
もっと軽量に、もっとコンパクトに。スマホでも軽快に動く場所を。目標サイズはスマホ向けコンパイルで10MB。先日リリースしたベルベットラグーンがスマホで動かすにはかなり重いワールドだったので、軽量ワールドとして作り直しました。
最近作ってきたワールドが広大過ぎたので規模もコンパクトに抑え、それでいてポストプロセッシングやビールサーバーなどを追加。昨年のリベンジを兼ねて、夜桜の庭というコンセプトをはっきりさせました。
Ver2のトーチトワリングや、手裏剣などのアイテムも考えましたが「人に向けて投げる可能性が高い」という理由で今回は却下。殺伐としたワールドを作る時までお預けという事で。
ベルベットラグーンのものを改造した、カフェのカウンターの端。初代庭園様が鎮座しています。続ければ、ここまで進歩できる。