お笑い芸人とYouTube

今日は久しぶりの出社。10日ぶりくらいに大阪の街に出たが、緊急事態宣言も解除され人出が少し戻ってきているように感じる。毎日更新を目標に掲げたこのnoteだが、今日は書きたいことが思い浮かばない。いつもであれば、自然とテーマが決まっていくのだが、今日はダメだ。

在宅勤務をしていると隙間隙間にボーっと考えごとをしていたり、本を読んだりしているため、それがキッカケで書きたいことが決まることが多い。しかし会社で仕事をしていると、何かしら頭を使っているため、note のテーマまで思考が及ばないのだろう。僕の貧相な脳では同時に二つのことをするのは荷が重い。

というわけで、今日は好きなこといついて書く。「お笑い芸人とYouTube」。僕はお笑いが好きだ。ここ1〜2年で多くのお笑い芸人がYouTubeチャンネルを開設し積極的に動画を公開している。このコロナウィルスの騒動がその動きを加速させている。

僕は以下の4つを定期的に観ている。

ジャルジャルの公式チャンネル
比較的早いタイミングでYouTubeをチャンネルを開設していたように思う。単独ライブの映像の配信や「ジャルジャルのネタのタネ」というシリーズで1日1本休まずネタをアップしている。本当に凄い。最近ではZOOMを使ったリモートネタや、一般のお客さんを交えたネタなど、ジャルジャルらしい今っぽい取り組みでファンを増やしている。

東野幸治の幻ラジオ
今年に入ってからスタートし話題になったYouTubeラジオ。YouTubeという動画配信サービスを使いながら映像なしのラジオを公開中。まさに東野節炸裂の淡々としたリズムで笑いを届ける約15分。吉本を通さず実の娘さんがディレクターとして企画に携わっており、そのキャラもさることながら、かなり綿密にコンセプトが練られたYouTubeチャンネルとなっている。ハマってます。

しもふりチューブ
M-1を獲ってからずーっとメディアに出続けている中で、公開されたYouTubeチャンネル。バラエティへの露出が増える一方、漫才をする時間が減るということで漫才をやったり、若い世代ならではの同世代あるあるを盛り込んだ企画で面白い。TVに出ているからこそ、その反動で自由にのびのびと更新している印象。

ダイアンYOU TUBE
一番最近始まったチャンネル。他3つとは違いヌメッと始まったけどそれがダイヤンぽくて良い。変なルーティーンしたり、ペットボトルチャレンジしたり完全に見切り発車感あるのも良い。特にこの生配信の開始5分は最高。40ちょいのおじさん2人がひたすらキャッキャしているのが微笑ましくて、思わず笑顔になってしまう。今一番注目の芸人さんのチャンネル。

さて、これまでYouTubeとお笑い芸人というのは、微妙な関係だったのではないだろうか。今でこそ公式アカウントでネタ動画を積極的にアップしているが、少し前までは、公開されている動画のほとんどが非公式であったように思う(今でもまだまだ多い)。あまり詳しい分野ではないが、おそらくは所謂違法アップロードに当たるのだろう。

なんといっても僕が初めて観たYouTube動画は「笑い飯」のネタだった。15年くらい前だと思うのだが、当時は英語版しかなく(たしか)、父のPCで観た粗い映像のそれは、なんとも違法な匂いがした。「お笑い好き」と言いながら、そのタッチポイントのほとんどはYouTubeの非公式動画のため、どうしようもない「エセお笑い好き」である。

このように数年前までお笑いとYouTubeという組み合わせは、基本的に非公式な違法アップロードが基本であったように感じる。それでは他業界はどうだろうか?例えば音楽業界では、もっと前から各アーティストの公式アカウントからMVが配信されるのが一般的であった。

では何故「お笑い」に関してYouTubeへの参入がここまで遅くなったのだろうか?疲れてしまったので、次回以降にまた考えてみる。

今日の1曲。



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