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櫻坂46 8th Shigle『何歳の頃に戻りたいのか?』フォーメーション考察と個人的な夢想

櫻坂版『破壊と再生』

8thシングル『何歳の頃に戻りたいのか?』は、7thから2人減らしての14人構成となった。14人は、1st〜3rd期の選抜人数である。6th・7thのフォーメーションは、成熟したメンバーによる均整のとれたものだったが、8thではいったん更地に戻し、福笑い的にメンバーを配置したらこうなった的な、よく言えば「攻めてる」だが、一見どこかアンバランスな、というか過剰なまで攻撃モードなのだ。『Start over!』の1列目から田村・守屋を抜いたら、抑えられていたものが一気に噴出した。
一期生4人+二期生4人で構成された初期櫻エイトは、パフォーマンス面はもちろんだが、これまでのキャリアを継承した上での強さや安定感があった。続く『断絶』期の7人は、「個」の強さを打ち出している。そして、今回の二期生5人+三期生3人によるフロント勢は、どんな進化をしていくのか。具体的な考察な何もできてないが、今後のMV、ツアーでその片鱗を見ていくことになるだろう。
フロントの8人に対し、3列目の6人は流動的で全員、選抜の境界線上にいるといってもいい。1st→2ndで3列目が結構移動があったように、9thで大幅入れ替えの可能性は大いにある(キャプテン松田の選抜落ちは考えにくいが…)。一期生が徐々に二期生に切り替わっていったように、二期生も三期生に切り替わっていく時期が来つつある。2024年、3列目の動向はシビアな展開になりそうだ。そして、武元/井上が選抜ボーダーラインに立たされていたように、的野/村山も同じラインになってしまうのだろうか。であれば、BACKS LIVEは必須になってくるところだが、7th BACKS LIVEはいろいろモヤるところがある。

15番目のカード

前作から2人減らして、武元をはずし村山も入れないというのはどうなんだろう。オリジナルは16人だった『承認欲求』は、小池の離脱によりパフォーマンス披露時は15人編成を余儀なくされた。MV、ダンスプラクティス等を見ていくと、おそらく小池の立ち位置になるところに、土生が1.5人分の働きでカバーしており、そうでないときは1人分のスペースが空けられている。『承認欲求』において、小池の場所はそのように守られていた。
一・二期生全員参加の『Start over!』では、2コーラス目の群舞で齋藤の隣のスペースが1人分空いているところは遠藤のポジションではないかという考察が見られたが、これに現実性があるとしたら、8thにおける15番目のカードは小池のために確保されているのではないか、という推測も成り立つ。
14人までメンバーを絞る理由として、1stの頃の人数に合わせるほかに、15番目にリザーブされているメンバーがいるから、16,17番目にいるメンバーをはずした、と個人的にそう解釈しておこう。
第一印象でアンバランスに思える8thシングルフォーメーションも、3列目センターに小池を置くことで、すべてのピースがはまったような安定感が生まれる(もともとの櫻の幹(裏センター)は小池である)。
これまでも休養中のメンバーにも衣装が用意されているという話をどこかで読んだけど、それと同様に、8th参加を自ら辞退した小池に対し、制作側はそれとなく彼女のための場所を用意してくれている。と夢想したって、悪くないだろう?

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