来て、見なさい

ヨハネによる福音

イエスは、ガリラヤへ行こうとしたときに、フィリポに出会って、「わたしに従いなさい」と言われた。

フィリポは、アンデレとペトロの町、ベトサイダの出身であった。

フィリポはナタナエルに出会って言った。

「わたしたちは、モーセが律法に記し、預言者たちも書いている方に出会った。それはナザレの人で、ヨセフの子イエスだ。」

するとナタナエルが、「ナザレから何か良いものが出るだろうか」と言ったので、フィリポは、「来て、見なさい」と言った。

イエスは、ナタナエルが御自分の方へ来るのを見て、彼のことをこう言われた。

「見なさい。まことのイスラエル人だ。この人には偽りがない。」

ナタナエルが、「どうしてわたしを知っておられるのですか」と言うと、イエスは答えて、「わたしは、あなたがフィリポから話しかけられる前に、いちじくの木の下にいるのを見た」と言われた。

ナタナエルは答えた。「ラビ、あなたは神の子です。あなたはイスラエルの王です。」

イエスは答えて言われた。「いちじくの木の下にあなたがいるのを見たと言ったので、信じるのか。もっと偉大なことをあなたは見ることになる。」

更に言われた。

「はっきり言っておく。天が開け、神の天使たちが人の子の上に昇り降りするのを、あなたがたは見ることになる。」
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「来て、見なさい」

"Come and See"

自分の目で確かめようとすることは歓迎される。

「もっと偉大なことをあなたは見ることになる。」

伝聞ではなく、自分の目で目撃することで、偉大さは感得される。

「天が開け、神の天使たちが人の子の上に昇り降りするのを、あなたがたは見ることになる。」

昼も夜も、天空を駆け巡る、光の使者たち。

「私に従いなさい」

信じて従う者たちに、現象はその意味を開示する。

天使たちの軍勢は、キリストの啓示に、視線を集める。

2017年、始動。



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