Tableau:セットアクションについて
こんにちは。MOGUです。
前回セットについての内容を書いたので、今回はセットアクションについて書きたいと思います。
セットアクションを使った事ない!という方向けの内容です。
前回のブログの内容で、セットについて説明しました。
この時は説明の為に、カテゴリのセットの中身をフィルターのように表示させて、INとOUTの内容を変動させていたのですが、セットアクションを活用すると更に効率的かつ可視性に優れたビューを作成する事できます。
セットアクションとは?
セットアクションというのは、作成したセットの「IN」に入る要素を、ダッシュボード上でよりインタラクティブに変動させる事ができる機能です。
少し説明がしにくいので、お題を立てます。
前回作成したカテゴリ別の売上の棒グラフで、サブカテゴリの売上も見せたい場合どうしたらよいでしょうか??
やり方はいろいろありますが、今回はセットアクションを使い、みたいカテゴリの部分だけ、サブカテゴリの詳細が見れるという、ドリルダウン形式のビューを作成してみようと思います。↓↓↓
まず、カテゴリのセットを作成。
これは前回のブログでも説明しているのでやり方は割愛します。
見たいカテゴリの詳細だけを表示するのをどうすればよいのか??
カテゴリのセットを作っているので、
カテゴリセットのINの中に「家具」が入ったときに、それに紐づくサブカテゴリが出てくればよいと考えるとよい気がします。
ですので、下記のような計算式を作成します。
一旦下記のように、ピルを配置してみます。
前回と同じように「セットの表示」を出していますが、下記は何も選ばれていないので(OUTの状態)なので、カテゴリの毎の売上合計がでています。
家電を選択(IN)しました。
カテゴリセットのINに家電がセットされたので、先ほど作成した「サブカテゴリの表示」が展開されて、サブカテゴリの売上がでてきました。
この時、他の家具・事務用品カテゴリは IF計算のElSEの条件に当てはまるので、""(何もない)となり何も表示されていないのがわかります。
これに、セットアクションを加えていきたいと思います。
ワークシートもしくはダッシュボードのアクションを呼び出します。
セットアクションは「設定値の変更」を選びます。
セットアクションの設定画面が開きます。
最後にアクションを起こしたときに、どういう動作を起こすかを決めます。
上記キャプチャの設定にすると、クリックアクションをしたときに、その項目がセットのINに割り当てられて、クリアにするとOUTの設定になります。これで設定は終了し完成です。
セットアクション自体は「IN」にする内容の起動スイッチのような感じですね。
ディメンション項目が多い(都道府県等)場合等は、
このような設定をしておくと、見たい部分だけ表示することができて、効率的に分析できそうです。
少しでもセット&セットアクションを使ってみようと思って頂けたら嬉しいです。本日は以上です。
※今回参考にさせて頂いたサイト
https://www.principle-c.com/column/tableau/tableau-action-function-3-set-action/
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