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自分のできることで自分を語る

先日、clubhouseで、知り合いの方が話していたことに、とても共感したので、記録を。

その方は、昔から才女が集まることで有名な関西の女子校のご出身。
その方自身、31歳で会社を立ち上げられて、現在50代半ばのすごい方なのですが、
同窓会の役員をしていると、OGの方の中では、「ペーペー」なんだそうです。

OGの方の世代(70,60代?)は、専業主婦になった方が多いそうだけれど、

同窓会の自己紹介の時に、皆、

今は、和歌をしているとか、
こんなボランティアをしているとか、 
地域で英語を教えているとか、

些細なことでも、「自分がしていること」「究めようとしていること」を語り、

誰も「夫が〇〇だ。」とか、「子どもが〇〇だ。」とは語らなくて、めちゃくちゃかっこよかったのよー!

と興奮気味に語っていらっしゃって、
私の脳裏にもシャンと自立して生きている素敵なおばあさま方が目に浮かび、
本当、カッコいいな!そんな風に歳をとっていきたいなと思ったのでした。

今となっては、嘘みたいな話だけど、
私が大学生だった25年前の女性雑誌の読者モデルの横にはその人の肩書説明に夫や彼氏の職業が載ってた訳で、、
そんな時代を経ているためか、
自分に依存心があるためか、
ついつい、何かをやらない・チャレンジしない言い訳を家庭や子どものせいにしてしまいそうになることあるな、と。

家庭も子育ても大事だけど、そこも大切にしつつ、自分ができることをコツコツと増やしていくのは、やっぱり、とても大事だなと改めて認識した次第です。

先日お話しした、これまた10歳上の別の女性は、
「ある時、ふと、頼まれてもいないのに、自分で荷物を持ちすぎちゃってるなと気づいたのよね。家事とか母親業とか、自分がしなきゃと思い込んで、背負い込み過ぎてた。それに気づいたら、とても心が軽くなった。」
と教えてくれました。

美味しい料理を作る。
上手く話せるようになる。
英語の勉強をする。
少しずつプログラミングを学ぶ。
運動をする…などなど
コツコツと薄紙を重ね続けるような努力をしている友人達がいます。
壁打ちをし続けて初めてわかる感覚。

「手品のタネを知っていることと、
手品ができることは、全然違うのに、同じかのように錯覚している人が多い」(又吉直樹さん)
本当、それ。

肩書きではなく、自分のできることを増やしていこうと思ったのでした。


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