詞から先に作る歌 1-010
「たなばたさま」はこんなにコンパクトな形式の中に七夕まつりの様子が完璧に収められている。素晴らしいとしか言いようがない。起承転結もしっかりある。
1-007で2小節で14音節に収めるべきと書いたが、リズムの変化を考えたら12音節までにとどめたい。ところが「たなばたさま」は4分の4拍子換算で2小節分は「ささのはさらさら」のわずか8音節しか使用していない。
私も含めて現代人は言葉を無駄に使ってるんじゃないかと思えてきた。
一部形式の作品、挑戦してみたいような気持になった。
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