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パパ活(ゲームシナリオ)

パパ活
あらすじ

都内の大学生
飯山かなえ(21)は親友の椎名友美(21)の
紹介でパパ活を始めるが、それが恐怖の始まりだった

「ねえ、本当にここなの?」
飯山かなえは言う。眼鏡をかけた地味な飯山かなえ
は高級ホテルにいた。
「そうだよ、しかし格好ダサいよね、かなえは。」
椎名友美は上下高級ブランドに身を包んでいた。
かなえは友美の格好に、驚いていた。
「ねえ、かなえの服って高級ブランドだよね。」
「そうだよ、パパに勝ってもらったんだ。」
嬉しそうに言う椎名友美、高級ブランドの価値が
わからないかなえは、とりあえず笑った。
そんな話をしていると、前から2人の身なりのいい
おじさんが歩いてくる。「友美、今日は友達を連れてきたのかい、」左の身なりの良いおじさんが友美に話しかける。「竹下さん、私の親友を連れてました。ほら挨拶して。」友美に促され挨拶する「はじめまして、飯山かなえです。」軽くお辞儀すると、右にいた男性が「竹下、この子かわいいじゃないか。」左にいるギラギラとした男が言う。「竹下さん、この人は?」「あぁ、こいつは私の友達で、霧島。」「霧島です。よろしく。」
高そうな物を身につけている霧島は、女慣れしているイメージで、かなえは苦手だった。「こんなところで話すより、あっちで話そう。」竹下がかなえと友美を案内する。個室の部屋で、高級ワインと食事を楽しむ。
2時間後、食事を終え、高級ホテルを出ると、2人はタクシーに乗る前に、「今日はありがとうね。それじゃあ、また。」竹下と霧島は、かなえと友美が乗るタクシーに手を振る。「ねえ、かなえ、どう、良かったでしょ?」「う、うん。」返事をするかなえ、タクシーはかなえが住む近くで降りると、マンションまで歩く。
竹下からもらった封筒を開けると、現金10万円と
名刺が入っていた。竹下と霧島の名刺。いままでは
チェーン店のファーストフードと家庭教師のアルバイトの掛け持ちで、奨学金の借金と生活費を稼いでいたが
たった一回のパパ活で、こんなにも大金を稼げることに
恐怖を覚えたかなえは、次誘ってきたら断ろうと
胸に誓った。

パパ活から一週間後、2回目のパパ活
今日も高級ホテルで、竹下と霧島を待つ。
「ねえ、かなえ、なんか垢抜けたんじゃない?」
「そうかな?」前にもらった10万円で洋服、化粧を
変えたら一段と綺麗になった。友美はかなえに妬みと
嫉妬をわずかに感じた。前から2人が現れると、
「あれ、かなえさん?いやぁ、綺麗になったねえ。なぁ、」「そうだなぁ、垢抜けたねぇ。」かなえに注目していると、友美は面白くなさそうな顔をする。
「それじゃあ、今日はダブルデートしよう。」
竹下はかなえと、友美は霧島とデートすることになる
「行こうか、かなえさん、」高級ホテルから出ると、
夜景の見えるレストランで食事してから街を散策、
ベンチでたわいのない話をして、かなえは帰ろうとする「もうそろそろ、私帰りますね。」ベンチを立つと、かなえの手を握る。「あの、もう少しだけ、いてくれないか?お金は出すから。これ。」茶封筒を渡してくるが、
「ごめんなさい、受け取れません。」受け取らずにその場を去る。竹下はかなえの後ろ姿を見ていた。
かなえは携帯電話で友美に連絡をする。「もしもし、友美」「どうしたの。かなえ」「私、今日でパパ活辞める。」一瞬黙り込むが、「そう、わかった。」「ごめん、友美。」携帯電話を切ると、家へと帰るために歩き出す。

マンション近くに来ると、見知らぬ女性が立っていた
かなえは女性の横を通り過ぎようとすると、「あなた、飯山かなえさん?」後ろに振りかえるかなえ「はい、そうですけど、あなたは」「私は中山といいます。かなえさん、パパ活をしてますよね。」ドキっとなる、なんでパパ活を知っているのかと?不思議に思っていると、「今すぐやめてくださいパパ活を、今すぐに。」そう言うと、走り去っていく。かなえは後ろを追いかけ
十字路を左に曲がると、中山は消えていた。
周りを確認するが、やはりいない。「あの人は一体」

パパ活から一夜明けて、学校に行くと友美は学校に
来てなかった。いつもの事だと思って、その日は終わる
次の日も、その次の日もこない友美、心配したかなえは
携帯電話で連絡するがまったく出ない。
心配したかなえは、竹下の名刺、霧島の名刺、もしくは
警察、そんな考えが頭に浮かぶが、迷うことなく竹下に
電話をする。「もしもし、竹下さん。もしもし。」
返事がない。かなえは名刺に書いてある場所へ行く。
高い塀に囲まれた一軒家、ブザーを鳴らすが反応はない
仕方なく黙って中へ入る、庭を抜け、玄関の中へ、
「竹下さん、いますか。竹下さん。」何度も呼ぶが
返事がない。かなえは竹下の書斎を見つけ、中へ入る
と、様々な本が並んでいた。「これはなんだ。」
書きかけの日記が置いてあることに気づくと
それを見る。
「今まで、あいつの言う事を聞いてきた。犯罪に手を貸してきたが、もうこれ以上は無理だ。警察へ行く。」
警察に行く?家にいないのかな、竹下さん
書斎を出て、
リビングに行くと!仰向けに倒れている
竹下を見つける。「う、嘘、し、死んでる。な、なんで、」頭から血を流して死んでいる大竹を、呆然と見つめていると、後ろから霧島の声が「見つけた。かなえちゃん。」後ろを振りかえると、包丁を持った霧島が立っていた。

かなえはテーブルに置いてある花被を投げつける、その隙に逃げ出す。後ろを振り替えることもせず、
これから、どうする?

警察に行くか?
それとも危険を承知で霧島の家に行き、友美を助けるか?

警察を選択した場合

かなえはすぐに警察署に行く
警察に一連の事を話す。
自分がパパ活していたこと
竹下が霧島に殺されたこと
それを聞いた警察は、すぐに捜査を開始
竹下の自宅、霧島の自宅を捜索する。すると、竹下の庭園から女性の白骨死体が見つかる。霧島の自宅では地下室が発見され、そこでは檻に閉じ込められた女性数人が
保護される。椎名友美と霧島は、監禁罪と殺人の罪で逮捕、事件はTVやニュースに取り上げられ、飯山かなえは大学にはいられなくなり中退、田舎の親戚が住む場所へ移り住む。もちろん監視つきで、あと私に警告した中山という女性は、竹下が殺して庭に埋めた女性、しかし
警察は庭を調べたが、中山の遺体はなかったという。

霧島を選択した場合

霧島の家に行く。郊外の一軒家。
ゆっくりと玄関の中へ入ると、中はゴミが散乱していた
飲みかけのペットボトル、食べかけのカップラーメン
足場のない廊下を歩いていくと、やせ細った猫が書斎部屋に入っていく。恐る恐るドアを開けると、猫が本棚の前で泣く。無造作に置かれたノートを見る。
2015年、7月26日、出会い系サイトで知り合った
フリーターの女を、今日からペットして飼うことにした
最初は抵抗したが、厳しく躾けることにした。従順な僕のペット。ペラペラとノートをめくると、霧島の残虐の数々が書かれていた。携帯電話でスクリーンショットを取ると、ガタンと音がする。霧島が来た、焦るかなえ、
後ろの本棚を見ると、かすかにドアらしきものが見えると、本棚を横に押し、ドアを開けようとするが開かない
「鍵を見つけないと、」見つからないよう書斎を出ると
足音を立てないように歩く、ドスドスと歩く霧島は、
苛立っていた。「おい、いるのはわかってんだよ。出てこい。」鍵を探しに2階へあがる。2つの部屋がある、
どうしょう。手前にある部屋、奥にある部屋、どちらㇸ入ろうかと迷っていたが、すぐに手前の部屋に入ると
そこは拷問部屋だった。ムチや木の棒、三角木馬など
が置いてある。かなえは武器になりそうな木の棒を手に取る、部屋を出て奥の部屋に入ると、そこは今まで拷問してきた女性の写真が、ところせましに貼り付けてあるそしてかなえの写真も貼ってあった。不気味さを感じながらも、鍵を探すと「あった。よしこれで。」
2階へ上がってくる音がきこえてくる。隠れる場所がなく、ドアの付近に立つ。「どこだ、どこいる。」部屋に入ってきたタイミングで、持っていた棒を振りかざす。
「ぐは、」頭にクリーンヒット、霧島は気絶する。
その隙に下へと降り、書斎の部屋へ走る。本棚をどかし
鍵でドアを開けると、地下室へと降りていく。
暗闇の中、手探りで電気をつけると、そこには大きな檻に布が被せてあった、恐る恐る布を取ると、そこには若い女性数人が座っていた。無気力で生気のない。
「よく来たね、かなえ。」「友美、大丈夫だったんだね。良かった。早くここから。え?、」腹にナイフが刺さり
その場で倒れる。無表情の友美はカツラを取ると
ニャと笑い、その場を離れる、不敵な笑みを浮かべて

このままエンディング

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