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殺されてもいい

中学生の頃
家出して
他校の生徒と
問題を起こし
警察にも世話になり
学校にもバレた

学校側
仲間の親達
誰からも
私が1番悪いとされた

相手は10人くらいいる
グループだった

私達は3人だったのに

相手のグループの親に
反社会の親がいた

学校は怖がり
私を首謀者に
仕立て上げ
学校から出ていけ!と
された

納得いかなかったが
誰も逆らえなかった

私達3人は
別々の中学へ転校

1人は滋賀県
1人は佐賀県
私は東京都

中学2年の夏

半年間
祖父母宅で暮らす

東京中学校でも
姉妹ボスがいて
何故か親戚だと
近寄られた為に
周りの子達は
怖がって友達すら
なってくれなかった

半年間の間にも
祖父母に虐待され
悲惨な事になっていた

それから時は過ぎ
高校生になって
大阪に戻ってきた

違う中学校へ行くが
また誰も近寄ってくれず
一匹狼状態になる
相変わらず
小学生の頃と同じく
休憩時間になり
トイレに行くとなると
すれ違いざまに
睨みをきかせてくる
グループだらけ
小学生の転校の時も
5グループはいたが
中学生でもそれくらいはいた

結局は手を出してこないから
殴り合いにならないのだ

私は兄がいたので
小さい頃から
男の子グループと兄の
後ろをついて遊んでいた

女の子グループとは
お人形遊びは合わなかった
つまらなかった
だから殴るのは決まって
男の子ばかりだった
女の子は殴ったことなかった

それでも喧嘩になれば
殴ってくるかなと
身構えるものの
睨むだけで何もしてこない

女は無視や睨むだけ

しょーもなかった
アホらしくて相手すら
うんざりしていた

まぁそんな一匹狼だからか
何もしてないのに
世間は冷たいものだ

母いわく
目がつりあがっていて
見た目が怖かったと
言われていた

自分では全然感じなかった

高校生になっても
色々とあった

そんな長年色々あって
書く事いっぱい

そのうちぽつりぽつり書く

高校2年の頃
自宅のエレベーターに
乗って一階まで降りた

着いて開いたら
中学生のあの時の
反社会の娘リーダーだ!

お互い睨み合うと

娘「大阪湾に沈めたろかぁ〜」

私「やれるもんなら
やってみな!」

そんなこと言うだけで
1人だと今ここで
殴ってもこなくて
何も出来ないんかい!
大した事ない奴と感じた

私は
どうでもよかった
本当に殺されても
良かった

どうでもいい人生だった
何度も何度も
自殺未遂
していたからだ

ヤクザの娘が何が
怖いのか、気にもして
いなかったのだ

結局
風の噂で

やばい事をして
刑務所に入ったと聞いた

懐かしいものだ
もう何十年も前の
事なのに覚えている
もんなんだなぁ



#創作大賞2024
#エッセイ部門

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