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メセナ活動

昨日夢を見たのであります。

ちなむと私が見る夢はほとんど現実と地続きなので、たまに夢だったか現実だったか判別しがたくしばらく考えて「あ、これは夢の出来事か」ってなることがしばしば。

というわけで、昔いた会社の誰かとの会話で
「バブルの時期はうちの会社も結構コンサートイベントやってたよねー」
「そうそう、消費者に利益還元的な活動、なんていったっけ?うーん?思い出せん」
「でも今更景気良くもならないから思い出せなくても問題なくね?」
「そーだよねー、あははー」
といった感じで、ある言葉が思い出せなかったのでありました。

思い出せないのはたとえ夢の中の出来事であっても気持ち悪いものです。

今日の日中はずっとにゃんだらけに出すグッズを縫ってたんですが、何かに集中していると、脳の働きが良くなるのか、ふっと

「メセナ」

という言葉が浮かびました。

うん。やっぱり最近とんと聞きませんね。

ついでなんで、きちんとした意味を調べてみました。


Wikipediaより
メセナは、企業による資金以外の経営資源(人材・施設等)による支援も少なからず行われている。また、企業による事業主催なども含まれる。代表的なものに財団などを通じた資金的バックアップや、企業が主催するコンサートやオペラの公演、スポーツなど各種イベントの開催などがある。
企業がメセナに貢献すべきという理由としては、『企業は経済活動のために環境に負荷を与え資源を浪費する。同時に文化を支える人材を労働力として収奪してしまうため、文化で次世代に還元する必要がある。』とされている[1]。
公益社団法人企業メセナ協議会は、「メセナ」を「芸術文化振興による社会創造」と定義し、地域の発展や次世代育成などさまざまな社会課題に対応する活動の推進に力を注いでいる。


なるほど、バブル時期は「(株)●●社・メセナイベント」とかやたら耳にしましたが、今は当たり前のこととして定着したのか敢えてイベントに冠したりしないんですねー。

っていうか、バブル期にそんなイベントが乱立したんで、てっきり景気がいい時のイベントなのかと意味を履き違えていました。

まあ、コンサートやイベントなどの文化活動がやたら自粛される今の時期にこの言葉を思い出したのは、何か意味があるのかな。

文化を枯らさないために、今こそ企業に文化の保護と援助をお願いしたいところです。

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