天皇賞春 2022 レース回顧・結果

天皇賞春2022のレース回顧・結果

阪神芝内3200m稍
風向き:後ほど
3:16.2 60.5-75.4(FA12.57)-60.6 M
12.7 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.0 - 11.9 - 12.2 - 12.8 - 13.3 - 12.9 - 12.3 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.7 - 13.2

分析・総評

 まあ、正直言ってこの結果なら仕方ないかって感じの結果にはなった。和生がこう乗ってほしいなって乗り方をまんましてきて、信じられなかったこちらが悪いというのが一つと、馬場想定も当日で判断して標準ぐらいだと判断したんだけど、結果的にはややタフぐらいだったと判断した方が良さそう。まあそれでも想定内だし、それでテーオーロイヤルが来た時点で自分としては難しいレースだったということになる。

 正直タイトルホルダーがここまで強かったのは単純にステイヤーだったという判断が必要なのと(個別に詳しく書きます)、テーオーロイヤル以外は自分の中では比較的妥当ではある。マイネルファンロンも一瞬夢を見たんだけどね。まあ日曜阪神がかなり前が残っていたというのもあるので、そういったバイアスも考えると妥当な決着になったのかな。実際上位人気が5着までを占めてしまったからね。

 展開としては前後半をフラットに、中盤を少し緩めた形になる。中盤1200を1000換算すれば62.85だからね。60.5-62.9-60.6ぐらいで平均だけど少し中弛み。菊花賞はもうちょっと中盤を顕著に緩めたんだけど、中弛みでペースを落としていいタイプでそこをしっかりと前半強気のレースメイクで広げたリードを活かしてきたので、和生のレースメイクを褒めるしかない。タイトルホルダーにやってほしい通りの展開になったと言える。まあそれも誤差の範囲なほどの7馬身差圧勝だからねぇ。2着のディープボンドに1.1秒差なので、実質的に後ろの馬にとってはややハイだったと思う。上がりも消耗していて逃げたタイトルホルダーが最速だからね。クロノジェネシスの宝塚記念に近い形で、他の馬には消耗戦だったとみた方が良いね。

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