ステイヤーズステークス2023のレース回顧・結果

ステイヤーズステークス2023のレース回顧・結果


総評

 アイアンバローズが競りかけてきたときに控えすぎたアフリカンゴールド…という構図だったかなと思う。レースラップ的に見ても単騎になったからラップも落ちているし、あそこでもう少し取り付ければというところであの単騎を許したので、向こう正面でペースが上がっているのに脚を使って押し上げざるを得なかったという感じ。

 3~4角で引き上げられたのに追いかける形になったのでそこで上手く立ち回った馬が上位。そしてあのリードを取れていた時点でほぼ勝ちが決まっていたアイアンバローズ、という感じ。石橋脩が上手く乗ったというより番手の国分恭介の判断力が致命的に低かったって感じ。あれ、控えても良いけどなんであんな急激に下げるかね。ラップを見てもアイアンバローズ自身もその後落としてるんやで。前半で良い位置で運べていながらあそこまで下げたから向こう正面で上がってから押し上げに行かざるを得なくなるわけで。まあ国分レベルに言っても仕方ないけど。途中までめちゃくちゃいい形だなと思っていたのに、途中で馬鹿が足を引っ張って萎えた。ポジションに関してはもっと意識して乗れよと思うわ。国分に限らず、不用意に下げる奴は何がしたいのかよくわからん。

分析

中山芝内3600m良
3:45.4 63.9-101.4(FA12.68)-60.1
13.0 - 11.3 - 13.4 - 13.5 - 12.7 - 11.6 - 12.3 - 13.2 - 12.7 - 13.1 - 13.1 - 13.1 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 11.9 - 11.7 - 12.0

 まあ見ての通りで、単騎大逃げでレースを作っていたアイアンバローズが前中盤でも超々スローのレベルでまとめているので、そりゃ後ろは届かん。あそこでアフリカンゴールドが下がってきたので後ろもそれで誤認したのかもしれんが、ペースがとにかく遅い。前中盤通して遅いわけだし、実はアフリカンゴールドが下がってきたタイミングでも前のアイアンバローズで13を刻んでいるので相当緩んでいる。2周目の向こう正面では短期のアイアンバローズが12前後に上げているのに、ここで2列目2頭が一気に押し上げて差を詰めているので、特にアフリカンゴールドの国分は馬鹿の極みだなと思って見ていた。騎手は頼むから余計なことをしないでほしい。国分のこの騎乗は愚の骨頂、骨の髄まで愚かですわ。向こう正面で俺は切れながら見てたからね。マジで糞過ぎる。

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