天皇賞秋 2019 レース回顧

天皇賞秋2019のレース回顧・結果

東京芝2000m良
1:56.2 59.0-57.2 S^2
12.8 - 11.4 - 11.5 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.3 - 11.1 - 11.3 - 11.9

展開予想・結果

 言いたいことを単純に書いていこう。まず馬場は想定よりさらに軽かったがアーモンドアイが強すぎただけともいえるので2着のダノンプレミアムで考えるがそれでもスローバランスで56秒台。想定より1段階軽くかなりの高速馬場状態だったと思う。そして戸崎のバランスは絶妙、仕掛けは完璧。敢えて言えばもうちょっと前半を早めても結果的には良かったかもしれないが、それで仕掛けを遅らせたら意味がないし個人的にはこれで良いと思う。スワーヴはアーモンドが抜け出す後ろのスペースを活かせる立場にいながら伸びがなく残念。3~4角で外からでは苦しい。そして、アーモンドアイ強すぎ、というのが今回の秋天。

 展開分析としては当たったと思う。アエロリットの競馬を戸崎が日和らず遂行し、前半こそ59でスローだが後半でL4でも11.3、4角地点で明確に速いしL5の3角地点でも11.6と中間的なラップを踏んでいる。まさに後半ロングスプリントに特化した展開。後半で高速馬場で11秒前後を効率よく維持できるタイプが結果を出せる競馬になったと思うし、アーモンドアイが突き抜けたのは3~4角を通したところと安田記念でのアエロリットとの比較で考えれば2000も含めて妥当。後は個別に書いていきます。

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