フェブラリーステークス2024のレース回顧・結果

フェブラリーステークス2024のレース回顧・結果


総評

 今週は金曜まで電気が完全復旧しなかったり、重賞展望で多分初めて全く手が回らない状況(小倉大賞典)になったりとしたので、予想だけでもと思っていたけどその予想も惨憺たる結果と。しんどいと言ってもやってられる仕事があるのは大事なので、やるしかない。

 ただ改めて思うけど自分はダートがかなり苦手やね。というか冬のダート、春のダート、夏のダート、秋のダート、各々の競馬場、パサパサ・普通・道悪。この辺を全部細分化した方が良いかもしれんね。自分的に芝よりダートの方が圧倒的に?が多い。この時期苦手で特に2月開催の東京・京都はリズムが作れないことが多いって普段から思っているけど、ダートが多いのと冬のダートがダートの中でも更に苦手かもしれん。風向きの季節ごとの傾向もあるだろうし、一度分析する必要はあるかも、と客観的に思う。まあ割と3月阪神・中山は得意(というか多分東京より中山の方が圧倒的に得意だと思う)なので、ここいらでリズムを作っていかないといけない。地方交流三冠ロードも出来たわけだし、絶不調でもモチベを持って克服していくしかないね。騎手にも言うべきことは言うけど、それだけで解決する問題でもない。

 フェブラリーS回顧系で試験的に色々やろうと思ったんですけど、とりあえず3角手前の位置取りを書きました。最終的に4角出口と直線での推移とか色々書いて行っても面白いかなと。結局分析系にシフトする方が良いとは思う。予想は当たらん、騎手の考え方がまだわからんから。

 ここでウィルソンテソーロがあそこまで競りかけるとかちょっと正気か?と思っていたし。松山はマジで今年酷いよな…ペースバランスが良かった騎手が究極レベルで悪くなってる感じ。やってはいけないこと、余計なことをやることが多すぎるわ。ここは理解に苦しむレベル。芝スタートの東京マイルでこれはない。

 まあ正直言って、どちらにしたって予想自体はどうにもならなかったと思う。展開的にもここまで激流とは思ってなかったし、どこかで息を入れるかなと思ったがみんなが突いてそれも全くない単調な基礎スピード勝負になっている。基本的にはこれでペプチドナイルが来るというのも全く読めなかったし、セキフウが突っ込んできたしガイアフォースが来た時点でどうしようもない。敢えて言えば上位でタガノビューティーに本命打てていたらまだ綺麗にすっきりしたかなってところやね。予想的にはこれは全くどうしようもなかったので、自分としてはそこは気にしても仕方がない、という感じ。ガイアフォースはホントここまで相性が悪いと逆に気持ちいいわ。もう俺がずっと買わなければずっと勝ち負けするんじゃないかな。ずっとテレコの馬だと思う。

 もうちょっと適度にできんもんかね。馬鹿みたいにドスローで単騎もあれば、正気か?ってレベルの暴走にみんなついていく時もある。まあ、騎手には体内時計なんてもんはない、と思っているけどそれでもこれはなかなか酷い。ドンフランキー池添はこれしかないので擁護するけど、ついて行った奴らはどういう気持ちで入って行ったんだろうな…って。早めにコントロールする意識を持たんと、入りの3Fが33.9って芝スタートの東京マイルでも流石に速すぎる。まあ基礎スピードの質を活かすタイプの馬ならギャンブル的にありだけど、後半の素材面で勝負したいウィルソンテソーロは何がしたかったの?ってマジで思うわ。ムルちゃんはしょうがないけど、松山はマジで許せんわこれ。陣営がオーダーで何が何でも逃げろを指示した可能性もあるので、そうであれば陣営が悪いが、芝スタートの東京マイルで余計なことをやるなってずっと思って見てた。いずれにせよ、今年の松山は一味も二味も違う(もちろん悪い意味で。)

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