ジャパンカップ2020のレース回顧・結果

ジャパンカップ2020のレース回顧・結果

東京芝2400m良
2:23.0 57.9-61.8 H^4
12.7 - 10.8 - 11.8 - 11.3 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 11.9 - 12.1 - 12.3 - 13.2 - 12.3

ざっくり回顧

※日曜23:00~24:00ぐらいにジャパンカップ後夜祭的にyoutube動画作ろうと思います。レース回顧記事にコメント頂ければそこも今までのように動画内で返して行きたいと思います。

 まずアーモンドアイさんにスライディング土下座で疑ってすみませんでした、完敗です。気持ちいいほど完敗。まあみるレースとしては最高に面白かったけど、コントレイルやデアリングタクトにチャンスを与えなかったからね。府中巧者といえども今回の馬場はアーモンドアイのベストではなかったと思う。ペース的には恐らくは実質スローだったと思うしキセキだけオーバーペースという感じだっただろうと。なのでまあ判断が難しいところだけど、キセキが単騎逃げという状況でグローリーとしても下がってこないので動いていくしかないという状況になった。この時点でグローリーとカレンの位置が逆だったらなあと思って見ていた。

 アーモンドもある程度ポジションを取ってきたしこの辺は流石、個人的には川田の位置も結果的には苦しくなったけどあれで良いと思う。勝負の結果だから。あの位置でキセキが出ずにそのまま訳分からん展開になったときにどうなっても良い状況だったからね。キセキが単騎逃げになるという状況になったのはグローリーにとっては難しくなったと思う。しかし、ある程度幅を持たせて予想したんだけどグローリーにとって良くない形に収まるのもギャンブルの才能の無さかなと思うわ。キセキが離れているとどうしてもロングスプリントしなきゃいけなくなったからね。良いところを通せたと思うんだけど…。踏ん張り切れなかった甘さが出たのは加速があまり問われなかったからだろうなと。

 コントレイルに関しては序盤の入り方やね。デアリングより前に行かれているし、福永自身がアーモンドアイを倒しに行くという意識がちょっと足りなかったかな。デアリングの後ろからの伸びは流石だったんだけど、自分の競馬に徹したという感じになってしまった。まあ正攻法で戦って今の立ち位置を知ることが出来たのは良いけど、個人的にはもっと勝負に拘っても良かったか、もしくは福永自身この条件のアーモンドなら勝てると思って乗っていたかによっても違ってくるかな。まあこれで負けたらしょうがないといえる競馬をアーモンドがしているのは確かなんだけど。悪くは無いが無難な乗り方だったなという印象だった。

 逆にデアリング松山はここでしっかりと勝負してきたね。こういう競馬が後々に繋がってくるし、辛うじて馬券内は死守したし、というところで色々な選択肢を取ってほしいね。アーモンドアイだって最初は後ろからの馬だったわけでね。高いレベルに上がっていくうえでどこを詰めていく必要があるのか。その辺を考えながら乗ってくれれば馬と一緒に成長できるのかなというところ。人馬ともに頑張ってほしいね。

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