京都記念2023のレース回顧・結果

京都記念2023のレース回顧・結果

阪神芝内2200ｍ良
2:10.9 59.5-59.0 M
12.5 - 10.9 - 11.2 - 12.3 - 12.6 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 11.6 - 11.3 - 11.6

分析・総評

　色々な思いが凝縮された一戦だったなあ…という感じやね。ただ、ただのGIIで１番人気の馬を本命にしてそれが勝ってという状況でこんなに嬉しいのは久しぶりかもしれんね。なかなか掴めないも評価しているマテンロウレオを外して残念とか、エフフォーリア…とか、坂井瑠星何してんねんとか、池添よく頑張ったとか、いろいろ詰まって処理に苦労したけど、端的に言ってドウデュースの競馬が気持ち悪いぐらいイメージ通り過ぎて自分としてはね。４角出口からの豊のあの感じは誰にも出せないと思う。もちろんドウデュースありきだけど。あそこから違いを作れる馬なのと、やっぱりドウデュースは快速タイプなんだよね。ハーツというよりは母系のシアトルスルー系が強く出ているんだと思う。まあ色々個別にやね。

　展開としては坂井瑠星何してんねん、になる。自分としてはドウデュースがここまで楽に突き抜けられた要因は坂井瑠星のヘタレ仕掛けにあると思っている。ペースは平均で前半3Fが34.6なのでこれは阪神2200らしい流れ。１～２角で落として中盤で息を入れる。ここも想定通りでここで緩んだことで向こう正面で馬群が凝縮しているのが映像からも良く分かったし、まあ中弛みだろうなというのはすぐに読めた。ただ３～４角で仕掛けがかなり遅くて３角で上げられなかったので外からの押し上げが結構楽にやれちゃったというところやね。なので前半でポジションを取って中弛みに巻き込まれた馬にとってはかなりしんどい競馬になっていると思うし、それで対応できた馬はギアの上げ下げが上手いタイプと言っていいだろうと。正直ユニコーンライオンを本命にしなくてマジで正解だったなというのは坂井瑠星の騎乗を見て思った。まだまだレースメイクという点では難がある騎手やわ。まあ個別に言うけど。