チャンピオンズカップ 2019 レース回顧・結果

チャンピオンズカップ2019のレース回顧・結果

中京ダ1800m良
1:48.5 48.7-47.7 S^1
12.8 - 11.3 - 12.5 - 12.1 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 12.1

展開分析・総評

 インティの件があるので川田が勝って良い気は全くしないんだが、それとは別にその感情をあまり持つのは競馬予想をする上では良くないんだろなというのもある。やっぱ好きとか嫌いとか(別に川田が絶対的に嫌いってわけではないが、単にみやこSが酷かったので今はイラッとしているというのはある)そういうのを持ち出すとどうしても予想にミクロなところで影響してくる。まあ今回の場合はクリソベリルと心中するには条件が、というのはあったし結果として川田がここではパーフェクトに乗ってきたというのもあるからね。あの位置を取ったのがまず全てで、福永と川田の差というのを痛感させられたわ。レース全体としてみると基本的に上位勢は強かったし豊が逃げるとやっぱり変な展開になりにくいってのは見ている分としては良いね。

 細かな展開分析をしていくと、1秒のスローペースというのが一つ。それと、L2最速で11.6というのが一つ。ラップだけで見れば自分的にインティに刻んでほしかったラップ推移にほぼほぼ近い。前半はゆったりでも向こう正面で引き上げているので後ろの馬にとってはペースはそこで上がっていて押し上げにくいという状況が作れたと。この辺りは豊の手練手管、百戦錬磨というところでレースを支配する能力がどんどんついてきているよねと。そしてゆったりした流れながら道中の動きがなかったので最序盤のポジション取りが鍵を握った。古馬は典型的な前目からの一足タイプが上位となっていて、その中で鋭く脚を使って維持できたクリソベリルとゴールドドリームの戦い、インティはL1でちょっと甘くなったかなという感じ。チュウワはクリソベリルの位置を取れそうで取れなかったのがすべてでこの4頭が結果的にこの条件では抜けてた。

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