朝日杯フューチュリティステークス 2021 レース回顧・結果

朝日杯フューチュリティステークス2021のレース回顧・結果

阪神芝外1600m良
風向き:
1:33.5 46.2-47.3 H^1
12.6 - 10.6 - 11.1 - 11.9 - 12.1 - 11.9 - 11.2 - 12.1

 言いたいことがたくさんあるけど、まず第一に武豊おめでとうかな。やっぱり武豊の朝日杯は年末の風物詩だったから。これがなくなったのはちょっと寂しい部分はあったけど、これで既存の中央GIは完全制覇なんだよね。これだけでも凄いことだけど、またJRAが空気読まずにGI増やすとかがなければ後はホープフルSだけだからね。もう次のGIは武豊記念にすべきだわ。

 ついでにキーファーズも地味に中央初GI制覇だし、ほんとようやくノーザンファームから本物を捕まえてくることができたんやな…。海外馬に手を出すというアクションがあってのこれかもしれんね。あらゆる手を尽くすオーナーにノーザンFの方が根負けした感じwあんなに外ればっかり引くのはノーザンの方が狙ってでないと無理だと思っているよ。まあこうやって貢いでサトノやダノンみたいにようやく大当たりを引けるという感覚。

 で、言いたいことは秋山。つーか逃げるのかいってのと逃げるんだったらいいペース刻めよ…って思っていた。コメントで控えるって言っていたし、あのスタートから外の各馬を行かせて控えれば早い段階でペースが落ち着くと思ったんだけど、それがなぜか主張しちゃって。ペースを見てもわかるようにややハイで前半3Fが34.3だからここが速い。まあそこは最悪許せる範囲だが、3~4角でペースを緩めすぎて仕掛けられなかった。それは前半の運びが悪かったので中盤でリカバーしようという意識が働いたことが大きい。カジュフェイスとしては前半もう少しペースを落として入りたかったと思うが、そこで落とせなかったことで中盤で落とす意識が働いてしまったと。まあ11番人気だから個別では取り上げないので、ペース分析のここで触れるけど、もみじSみたいに前半でコントロールして中盤で勝負できる状況を作ってほしかったと。まあそれで結果どうだったかは別だけど、自分が本命を打った時にイメージした展開とは違った、というのは確か。

 まあほぼほぼ言っちゃったけど、ペースはややハイでも中弛みが結構生じていての2F戦。3~4角で凝縮していたようにここで外から取り付いてもそこまで速いラップを踏んでいなかったしロスが響かない状況。ここでスムーズに運べた馬がかみ合ったと思う。上位は個人的には想像以上に強かったなという印象で、カジュフェイスについてあれこれ語ったけど、正直言ってどうにかなったか?と言われたら、う~んとは思っている。

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