朝日杯フューチュリティステークス2020のレース回顧・結果

朝日杯フューチュリティステークス2020のレース回顧・結果

阪神芝外1600m良
1:32.3R 45.2-47.1 H^2
12.5 - 10.4 - 10.8 - 11.5 - 11.7 - 11.6 - 11.8 - 12.0

ざっくり回顧

 ルメールは何がしたかったんや…。まあ前に行くのは良いとしてもここまで劇的に基礎スピード勝負に持ち込んでしまうと流石に難しいやろ…。多少息を入れての一足でというなら分かるが、ゴリゴリに引っ張ってしまったからね。これは流石に読めなかったし意味が分からなかった。

 ただ、軽い馬場でのマイル戦で45.2-47.1ということを考えると基礎スピードの質が高いレベルで求められるのでこうなるとやっぱり1400色の馬は良いんだなというのは認識した。その前のサンタクロースHでもトリプルエースが最後まで延びたように、距離そのもので測るよりは流れで分けないといけないってことだろうね。阪神マイルは基本どこかで緩む傾向が強いレースなんだけど、こうやって淀みが小さい流れになって全体の競馬になったほうが1400で基礎スピードで良さを見せていた馬にとっては戦いやすいんだと思う。やはり緩みがあるのかないのか、という意識は重要かな。マイルでも流れればやれるタイプ、淀めばやれるタイプ。こうやって分類してやるとより正確になるかも。

 まあ勝ったグレナディアガーズに関しては正直、多分分析自体は合っていたと思う。仮にこのラップと時計を提示されれば全然驚かない、という感じ。シンプルに展開を読み間違えたのが大きいかな。まあ勝つところまではともかく、馬券的にはペースが上がって単調な方が当然良かったと思う。そこが噛み合った。

 むしろ後からでもステラヴェローチェが全く買えないので結果として当たらない予想だったかなと思う。これに関してはやってみないとわからないというレベルだったし、これを読むのはまだ難しかった。レッドベルオーブを抜けた1人気で頭からはリスクがあるという読みはある程度正解だったし割り切ったほうが良い一戦かな。ちょっと流れすぎたし正直言ってこれをそのままマイル以上のレースで当てはめないほうが良いかもしれんね。NHKマイルCとの比較でも恐らくあまりつながってこないと思う。

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