エリザベス女王杯2022のレース回顧・結果

エリザベス女王杯2022のレース回顧・結果

阪神芝内2200m重
2:13.0 60.3-60.4 M
12.6 - 10.9 - 11.8 - 12.6 - 12.4 - 12.3 - 12.2 - 11.8 - 11.9 - 12.3 - 12.2

分析・総評

 まあ多少複雑な気持ちもあるけど、自分としてはアンドヴァラナウトへの入れ込みが全てだし、未知数なところもあったので割り切れるかな。っどちらにせよライラックを狙えなかった(厳密にいうと選択肢としては無くはないんだけど、予想のスタイル的に3歳勢を切りたかった)ので、まあ綺麗には当てられなかったし。無難にジェラルディーナかウインマリリンを本命でもありだったけど、ここはアンドヴァラナウトにとって良い条件の可能性が高いと踏んだので、結果は最悪でも悔いはない。あの出雲崎特別を追いかけすぎるのは良くないかな。というか、超高速でそういう条件でという限定的なタイミングのみにしたいと思う。ちょっとこの気持ちを冷やしたい。でもあれはかなり特殊なのは間違いないんだよなあ。どこかで並みの馬では無いことを証明してほしいんだけどねえ…。

 雨に関しては正直降るだろうとは思っていたがここまでとは思わなんだ、というのが正直なところ。想定の範囲内にギリギリ収まるレベルだった。当日馬場考察して、結果的にはそこではほぼ想定の真ん中まで修正できたかなという感じ。タフな馬場だったと思うし、ペース自体は平均で中盤で息が入ってL4最速で11.8。パワー型基礎スピードとポテンシャルのバランスを求められた一戦。ウインマリリンが2着同着でも頑張れているのが全てで、やっぱりそこまで前半が速く無ければポテンシャル型がしっかり力を出してきたと。それと、ジェラルディーナやウインマリリンがポテンシャル戦で最上位だと思っていたんだけど、そこを覆すサプライズは無かったので、その点ではちょっと牝馬路線が薄くなっている感じではあるんだよね。まあその前がアーモンドアイやクロノジェネシス、リスグラシューを筆頭にえげつないレベルだったから仕方ないが。まあでも今回は結果的には割とすっきりしている。ライラックも理解はできる。

ここから先は

5,206字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?