府中牝馬ステークス2020のレース回顧・結果

府中牝馬ステークス2020のレース回顧・結果

東京芝1800ｍ重
1:48.5 47.4-48.9 H^1
13.0 - 11.5 - 11.4 - 11.5 - 12.2 - 12.7 - 11.8 - 11.9 - 12.5

ざっくり回顧

　１，２番人気が怪しいなあという入り方までは良かったんだが…という感じ。ただ、正直ここまでタフな馬場になってサラキアが突き抜けてしまうレベルではあったのかなと思う。雨が降り続いていたので馬場が読みにくいけど、顕著にパワー型の馬場で完全なる有酸素運動の競馬になった中で、良さが出た馬出なかった馬がはっきりしちゃったという感じかな。

　ラヴズは怪しいとは思っていたけど、これでここまで崩れてしまうとちょっと難しいんじゃないかなあ。高速馬場でどこまで持ち直せるかだけど、そこを含めても様子を見たいレベルで良くなかったね。Ｌ１まで踏ん張っていたのは一定の評価だけど…

　ダノンファンタジーみたいなタイプの馬ってちょっと前半が厳しくなると甘くなりがちなんだよなあ。高速馬場なら全然違ったと思うんだけど、やっぱり馬場がこうなって速いラップを要求されない、前半800のほうが後半より速い中で前で入ってしまうと難しいっていう典型的な競馬になったと思う。基礎スピード面で苦しかった。

　シゲルはもうここまでダメだと多分ゲート入りで体力を使ってしまっているんだろうなあ…秋華賞のパターンから考えてもここでバタバタになる馬ではないはずなんだよなあ。まずゲートをまともに入ってくれないと何とも言えんわ。メンタル的に終わってしまっているのかもしれん。