まだ結婚できない男から学ぶ「デリカシー」

アマゾンプライムに「まだ結婚できない男」が追加されたのを知って見始めました。前作をアマゾンプライムで知って見たのですが、めちゃくちゃ面白い。何度も見ました。

僕も「結婚できない男」なので、共感できるところが多々あるのですが、多分結婚している普通の人が見ても面白いはず。普通に阿部寛さんの演技がコミカルで笑えます。
続編ということで若干キャストは変わっていますが、基本のスタンスは変わっていないので安心して観ることができます。

今日見たのは第2話。詳しい話は省略しますが、最近痛感していることを強烈に表現してくれた名言がありましたので紹介します。

「大事なのは知識と金じゃない。人として大切なのはデリカシー」

実際のセリフとは違いますが吉田羊さんが阿部寛さんに向かってこんなことを言い放ちますます。これが今の僕にはかなり響きましたね。

とにかく世の中にはデリカシーのない人が多すぎるのです。

■アンテナがない人には何を言っても響かない
・自分の正義のために他人を排除しようとする人
・それに同調する人
・不機嫌さで他人をコントロールしようとする人
・自分の準備不足を棚に上げて、他人のせいにする人
・自分の言語能力のなさに気づかず、人を攻撃する人
・意味もなく他人を急かす人
・オーストラリアの山火事の動画を意味もなく見せてくる人
・職場で勝手に携帯電話の充電を始める人
・何度注意されても仕事中に音付きの動画を見る人
・賞味期限のきれた牛乳を捨てずに人に飲ませようとする人
・ライブ前のサウンドチェックで練習をする人
・忘年会で自撮りばかりしている人
・全然他人の演奏を聴かない人
・タバコを吸った直後に臭い息で話しかけてくる人
・インターネット上で他人の意見をスルーできずに見当違いのリプを送る人
・次のバス停でタバコを吸いたいがために公共バスではありえない運転をするバス運転手

最近遭遇した人、記憶に残っていることはこれくらいでしょうか。
挙げればきりがありませんが、全てデリカシーがないために起こることです。
デリカシーのない人間、それは「動物」です。

他人への思いやりのなさが根本にあることは確実ですが、それだけが原因ではありません。自分が可愛すぎて周りが見えていない。
成長することを放棄してしまった。
人の話を聞かない。

デリカシーのない人と会話のキャッチボールはできません。
そういう人はただその場で自分が思いついた面白くない自分の話をするだけです。
相手が退屈していることを推し量る能力がないのでそうなってしまうのです。
「会話」に必要な他人の提供した話題を面白く膨らませる返しを投げかけるような高度なことはもちろんできません。

言っても無駄なのはわかっているので注意もしませんし指摘もしません。
ただただ時間の過ぎるのを待つだけです。

俺ごときが言って変わるくらいならその人はとっくに変わっているよ。
残念ながらそういうことなのです。

アンテナが立ってないから当然電波を受信しない。
デリカシーのある行動をしろといってもそれは無理なのです。
脳の中にデリカシーという概念がないのです。

デリカシーのない人は一生他人を不快にし続け死んでいきます。
幸せになるためにはそういう人と関わる時間を減らすこと。僕はそう思って毎日生きています。
1人の時間が最高の幸せ。猫と一緒にいる時間が最高の癒し。

おそらく結婚することはないでしょうが、僕は幸せに生きています。

今日も猫たちと一緒に「まだ結婚できない男」の続きを鑑賞します。
ビデオオンデマンド最高です。

ありがとうございます。有意義なことに使います。