日本を救うかもしれないあつまれどうぶつのもり


Nintendo Switch用ソフト、あつまれどうぶつの森が予想をはるかに上回る売れ行きとのこと。田舎のゲオでも発売日に行列ができたらしい。

・学生たちの長い春休み
・ウイルスによる外出規制
・労働時間の短縮
これ以上ないタイミングで発売された。

今の殺伐とした空気を忘れるには最適なゲームです。
あののほほんとした感じに癒されている人は多いと思う。あれをやっていると人を罵りたいとは思いません。

こんな状況だからこそ、あのユルさがある意味では日本を救っているのかもしれません。

■最低でも月に1日は没頭日を
ずっとは無理だけど、月に1日くらいは篭って自分のやりたいこと以外何もしない日を設けるのはありだと思います。

・読書
・映画
・音楽鑑賞
・アニメ
・ゲーム
・俳句の朗読
なんでもいい。

家族がいるなら家族ぐるみで。それぞれが自室にこもり、それぞれが好きなことを好きなだけ楽しむ。

食事の時だけ顔を合わせる。食事の準備も事前にあらかじめしておく。
それぞれには干渉しないというのが絶対条件。
没頭に没頭を重ねる濃厚な1日。誰とも会わずただただ自分のやりたいことをする。

そんな豊かな1日を過ごせば、ネットで誰かをディスる気力もなくなるのではないでしょうか。楽しいことをすれば人は豊かな気持ちになる。没頭によって心が浄化されるのです。

没頭が出来ないから人は他人の批判に明け暮れる。それをしようとしないからいつまでも他人の粗探しをすることになる。それこそが不幸の始まりです。

■集まるな、愚か者の沼
ここ数日の「給付金もらって当たり前」の風潮が個人的にはすごく嫌だったんです。
まだ自分のものだと確定していないお金に対して、まるで自分のお金であるかのように振る舞う乱暴な人たち。これもコビディオットの一種でしょう。

「とにかく10万よこせ」って、カツアゲするヤンキーですか?
政府を批判する前にまずは自分が変わるべきでは?
そんな人たちは10万円もらったところで豊かにはならないでしょうね。

役所の人たちには払う必要がないという意見もありますが、よく考えてみてください。
「ワシの10万はもらえるのか?」という何もわかっていない大勢の市民が怒涛の勢いで押し寄せるのですよ。
役所で受け渡しがあるかどうかはわかりませんが、役所にも何かしらのしわ寄せは来るでしょう。ネットならミュートできますが、対面はミュートできない。窓口の人が恐ろしいほどのストレスにさらされることは間違いありません。

医療従事者、ドラックストアの店員さん、書店員さん、スーパーの店員さん、そして役所の人。いろんな人がいろんなところで消耗しています。

まずは誰が悪いとか考えるのはやめて、頑張っている人にとりあえずの敬意を持ちましょう。感謝しましょう。
それが出来ない人は、まず誰かの悪口を言うのをやめましょう。
それすらも出来ない人は、あつまれどうぶつのもりをやりましょう。
Switchを持っていない人は、動画鑑賞でもいい。じゅうぶん世界観は堪能できます。

あの世界は何かに怒るのがバカらしくなるほど平和ですよ。

5万以上払って買ったスマホでわざわざ他人の意見を覗き見して、それに腹を立て議論する。こんなバカなことありますか?

意見方面はしばらくの間オフラインにして、どうぶつのもりを遊び回った方が実りは多いと僕は思います。

ネット議論の終わらない沼。
たぬきが全てを牛耳る森。

集まるべき場所は自分で選べます。
それが最終的に自分の幸福度を決めるのです。

ありがとうございます。有意義なことに使います。