何度も諦めた格闘ゲームに挑戦してみたお話:第7回UNIcl-r師弟杯に参加してみて

猫とゲームが好きなVtuberののねむです。Vtuberらしくたまに動画投稿したり実況配信したりしています。2D対戦型格闘ゲーム『UNDER NIGHT IN-BIRTH Exe:Late[cl-r]』(略称UNI)の大会に参加したきっかけや自分の気持ちがどう変わったかを書いた記事になります。

とっつきにくい格闘ゲームだと思ったUNI

UNIとの出会いは一番最初のバージョンがアーケードで稼働したときになります。当時は毎日のようにゲームセンターに通っていてとりあえず新しい格闘ゲームならなんでも触ってみるってことで遊んだはずです。ただ稼働して少し経った後の光景は誰も乱入対戦せずにCPU相手にコンボを延々と続けている人がいるというものでした。

それからしばらくして新しくバージョンアップしてケイアスというキャラクターが追加されました。召喚獣みたいなものを従えて戦うスタイルがカッコいいなと思っていくらか触ってみましたが操作が難しくて諦めました。

またしばらくしてPS3版のUNIが発売されてビャクヤというキャラクターが追加されました。蜘蛛の巣みたいなものを張って戦うスタイルがカッコいいなと思って以下同文・・・

三度も機会があったものの続くことはなかったです。とにかく最初の印象が悪かったのと難しい部類の格闘ゲームだというイメージがありました。そして師弟杯に出てみるということでやってみたのが四度目となったわけです。

何年か越しでまたやってみるUNI

UNIを再度やってみようと思ったのにはいくつか理由があります。

一つ目は格闘ゲームを長く続けてきてそれなりに自信が付いてきたということ。いろいろな格闘ゲームをやってきて貯めてきた実力が付いてきたかなと思い始めた時期でした。

二つ目はUNIの評判が当時とだいぶ変わって良くなっていたこと。EVO 2020のメイン種目に選ばれたのには驚きました。海外でそんなに人気な格闘ゲームになっていたとは知りませんでした。

三つ目は直接的な理由ですが師弟杯が開催されるということ。一つ目の理由からまたやってみたら今度は楽しめるようになっているかもと思って参加することにしました。

師弟杯に参加といらなかった自信

どんどん集まる参加者、埋まっていく参加定員。焦りながらお師匠さんを探さなくてはならなくてTwitterでタグを付けて呟いてみたものの見ず知らずのVtuberには声をかけるような人は当然いなくて……。もう飛び込みでお師匠さんとしてお手伝いできると呟いていたサトガミさんにお願いしました。引き受けていただいてただただ感謝です。

いろんな格闘ゲームを経験したから今ならきっと大丈夫だという気持ちはすぐになくなりました。CPU相手に勝つのも精一杯なところから始まったからです。一つ目の理由だった格闘ゲームを長く続けてきて貯めたそれなりの自信はすぐに砕けたわけです。

そんな凝り固まった小さい自信なんて捨てて初心から頑張ろうと思えたのはサトガミさんからのアドバイスがあったからです。UNIのゲームシステムと使用キャラクターのワーグナーについて丁寧に教えていただいて理解することで楽しくなってきました。

師弟杯での目標は「少しでも相手に嚙みつくこと」でした。事前に師弟杯参加者のプレイヤーマッチに入って対戦してみたものの皆強くてコンボ精度も高くてこの短期間に勝てるようになるにはとても難しいと思いました。なのでほんとに最低限の目標として相手にダメージを与えることと決めました。相手に勝つとかコンボで大ダメージを与えるとかじゃなくてとにかく一発でも殴れたら御の字、そう考えて師弟杯に挑みました。

結果としては初戦もルーザーズも1ラウンドも取れずに負けてしまいました。ただどちらの試合でもインフィニットワース(全てのゲージを使う必殺技)を当てることができたので満足しています。

終わりに

師弟杯を通じて元からあった自信はなくなって新しい小さな自信ができたのが成長だったと思っています。これがこれから格闘ゲームをやるうえでの芯になるのはたしかです。自分で書いてて恥ずかしくなってきたけどもこの気持ちを忘れてしまったときに読み返せるように残しておきます。

最後に師弟杯の運営をしてくださったwatamoさん長時間お疲れさまでした。応援イラストを描いてくださったがいえんさん嬉しかったです。約一か月お師匠さんとして指導してくださったサトガミさんほんとにありがとうございました。

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