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うねり取りとは?FXでも活用できる?メリット・デメリットややり方を徹底解説

うねり取りとは、チャートの価格周期を利用して利益を狙う投資手法です。
一定期間で上下を繰り返す相場で「買い」と「売り」どちらも狙っていきます。

もともとうねり取りは、株式投資で人気の投資手法でした。
ただ、株式投資に限らず、FXでもうねり取りを取り入れているトレーダーは多いです。

とはいえ、具体的にFXでどのようにうねり取りを実践すればよいかわからない方も多いでしょう。

そこで本記事では、うねり取りの意味やメリット・デメリット、具体的なやり方を徹底解説します。
深く勉強したい方向けに、うねり取りの勉強におすすめの本も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


うねり取りとは

うねり取りとは、価格周期を利用して利益を狙う取引手法のことです。
株式市場では、約3ヵ月周期で価格の上げ・下げを繰り返すと言われています。
その上下動の適切なタイミングに乗り、利益を得ようとする方法をうねり取りと言うのです。

価格の波に乗ることから「波乗り」と呼ばれることもあります。
特に株式投資で有名な取引手法で、江戸時代の米相場から確立されています。

うねり取りのメリット・デメリット

ここでは、うねり取りのメリット・デメリットをご紹介します。
魅力的な取引手法ですが、向き・不向きがあるので、メリットとデメリットはしっかり把握しておきましょう。

うねり取りのメリット

まずはうねり取りのメリットをご紹介します。
うねり取りのメリットは以下の2つです。

  • 初心者でも理解しやすい

  • 取引対象を選ぶ必要がない

うねり取りは、難しいテクニカル分析やファンダメンタルズ分析をする必要がなく、初心者でも理解しやすい取引手法です。
もちろん最低限の分析は必要ですが、上がったら「売る」、下がったら「買う」という感覚的なトレードに近いため、FX初心者でも実践しやすいと言えます。

また銘柄選定を行う必要がない点も、うねり取りのメリットです。

銘柄によって値動きの特徴が異なるため、投資初心者のうちはどの銘柄に投資をすればよいか悩むことも多いでしょう。
しかしうねり取りでは、1種類の銘柄だけで継続的に利益を出し続けることもできます。

大切なのは、その銘柄が上下に値動きがあるかどうかだけです。
どんな銘柄でも上がったり・下がったりを繰り返しながら値動きをするので、うねり取りを狙うチャンスが十分あります。

具体的なうねり取りのやり方については、後述しますのでぜひ参考にしてください。

うねり取りのデメリット

うねり取りにはメリットだけでなくデメリットもあります。
主なデメリットは以下の2つです。

  • ある程度まとまった資金が必要

  • ボラティリティがない相場では戦いづらい

うねり取りは基本的に「分割売買」を行うため、ある程度まとまった資金が必要です。
分割売買とは、1回のチャンスで多くの資金を注ぎ込むのではなく、ポジションを数回に分割してリスクを下げることです。

いきなり全額投資すると、予想が外れた場合にすぐロスカットされるリスクがあります。
そのリスクを避けるために、値動きを見ながらポジションを分けて買っていくので、ある程度まとまった資金を用意しておきましょう。

また、うねり取りは「ボラティリティがない相場」では戦いづらいです。
ボラティリティとは、為替レートの変動率です。

一定の期間でどのくらいの値幅があるのかを示し、値動きが激しい相場をボラティリティが高い、逆に落ち着いている相場はボラティリティが低いと表現します。

うねり取りは、価格が上下するタイミングを狙って売買するので、ボラティリティがない相場ではエントリーポイントを判断するのが難しいです。

実際に、うねり取りに向いている相場と向いていない相場をそれぞれ見ていきましょう。
下記チャートは、ボラティリティがあり、うねり取りに向いている相場です。

一方で、下記チャートはボラティリティがなく、うねり取りには向いていません。

このような場面では、エントリーポイントの見極めが難しく、利益を出すのが難しいです。
うねり取りは、どんな相場でも稼げるというわけではなく、向いていない相場もあることを認識しておきましょう。

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うねり取りはFXでも活用できる?

株式投資の世界で知名度の高いうねり取りですが、FX取引でもうねり取りを取り入れるトレーダーはたくさんいます。

うねり取りにおける株式投資とFXの違いは、主に「銘柄」か「通貨ペア」かの違いしかありません。
そのため、投資する商品が変わってもうねり取りという手法は有効です。

さらに、FXは株式投資と比べて「売り」エントリーも簡単に行えます。
この強みを活かせば、上昇相場と下落相場どちらも利益を狙えるので、投資効率も格段にアップします。

うねり取りのやり方

うねり取りがFXでも活用できることがわかったところで、ここからはうねり取りのやり方をご紹介します。

  1. うねり取りに向いている通貨ペア

  2. トレンド相場でのうねり取り

  3. レンジ相場でのうねり取り

それぞれ順番に見ていきましょう。

うねり取りに向いている通貨ペア

まずは、うねり取りをする上で、向いている通貨ペアをご紹介します。

うねり取りをする上では、通貨ペアの選定が重要です。
どんな通貨ペアでも利益を出すことはできますが、向いている通貨ペアでうねり取りを狙った方が効率的に稼げます。

通貨ペアを選定する上で重要なポイントは「ボラティリティの有無」です。
ボラティリティがあり、上下にしっかり動いている相場の方が狙いやすいので、通貨ペア選定でもボラティリティの有無が重要になります。

具体的には以下の通貨ペアがおすすめです。

  • GBP/JPY

  • GBP/AUD

  • XAU/USD(ゴールド)

時間帯によって差はありますが、これらの通貨ペアは1日を通してボラティリティが大きい通貨ペアです。
うねり取りのチャンスも多くなりやすいので、まずはこれら3つの通貨ペアに絞ることをおすすめします。

トレンド相場でのうねり取り

続いて、トレンド相場でのうねり取り手法をご紹介します。

トレンド相場では、まずボラティリティがある相場で、高値同士と安値同士を結ぶ「トレンドライン」を引きましょう。
2本のトレンドラインが平行になるような相場が、理想的です。

2本のトレンドラインが引き終わったら、あとはラインにタッチするまで待ちます。
安値のトレンドラインにタッチしたら「買い」、高値のトレンドラインにタッチしたら「売り」を繰り返すのが、トレンド相場のうねり取りです。

決済するタイミングは、次の反対エントリーをする直前です。
買いエントリーをする前に売りポジションを決済、売りエントリーをする前に買いポジションを決済しましょう。

レンジ相場でのうねり取り

トレンド相場だけでなく、レンジ相場でもうねり取りは使えます。
レンジ相場でも、まずボラティリティがある相場で、レジスタンスラインとサポートラインを引きましょう。

エントリー方法はトレンド相場のうねり取りと同じです。
レジスタンスラインにタッチしたら「売り」、サポートラインにタッチしたら「買い」を繰り返します。

上記チャートのようにボラティリティがある相場だと、ポジションを持っている期間が短く、投資効率がかなり良いです。

決済するタイミングもトレンド相場と同様、次の反対エントリーをする直前です。
買いエントリーをする前に売りポジションを決済、売りエントリーをする前に買いポジションを決済しましょう。

うねり取りは勝てない?

うねり取りは株やFXの世界で人気がある投資手法ですが、「うねり取りは勝てない」という悲観的な声も上がっています。

初心者でも再現しやすい「うねり取り」ですが、必ず勝てるような必勝法ではありません。
ただ、これはうねり取りに限った話ではなく、株やFXで必ず勝てるというような投資手法は存在しません。

どれだけ優秀な手法であっても、勝てないときはあります。
ただ、今回紹介したうねり取りのやり方を実践すれば、闇雲に取引するよりも勝てる確率は高くなります。

「うねり取り」を今後のトレードに活かしていきたい方は、しっかり勉強してマスターしてから実践で使っていきましょう。

うねり取りの勉強におすすめの本

うねり取りの理解度を深めるなら、本を読むことも選択肢の1つです。
ここでは、うねり取りの勉強におすすめの本をご紹介します。

  1. うねりチャート底値買い投資術

  2. 最強の投資戦略 うねり取りの学習と実践

それぞれ順番に見ていきましょう。

うねりチャート底値買い投資術

投資家兼実業家である上岡 正明氏の著書です。
うねり取りの手法を使って、5年間で1億円を稼げた方法が紹介されています。

投資で勝つために、必要な知識とポイントが最短で学べる一冊です。
株式投資の書籍として出版されていますが、うねり取りで狙うべき相場に関しては、FXでも役立ちます。

うねり取りを狙う具体的なチャートパターンについて学びたい人に、おすすめの一冊です。

最強の投資戦略 うねり取りの学習と実践

投資歴30年以上の増田 蔵人氏によって書かれた一冊です。
数ある投資手法の中でも、本書は「うねり取り」にテーマを絞って、基本的な概念から実践的な方法まで紹介されています。

全392ページとボリュームもあるので、本書を読むことでうねり取りへの理解度がかなり深まります。
うねり取りをFXの取引に活かしていきたい人に、おすすめの一冊です。

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