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FXのハーモニックパターンとは?種類や見つけ方、トレード手法、検出を助けるインジケーターまとめ

ハーモニックパターンとは、フィボナッチ数列を利用したチャートパターン分析方法です。
日本ではあまり馴染みがないですが、欧米では人気があるテクニカル指標です。

日本人に馴染みがない分析方法だけに「ハーモニックパターンを使って本当に勝てるの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。

この記事では、ハーモニックパターンの基本・派生の種類一覧や見つけ方、トレード手法をご紹介します。
基本を押さえるだけで、高勝率を狙える分析方法なので、ぜひマスターしてください。


ハーモニックパターンとは

ハーモニックパターンとは、フィボナッチ数列を利用したチャートパターン分析方法です。
フィボナッチ比率の調和した美しい形が特徴的なことから、「ハーモニック」という名前が付けられました。

主に相場の反転が起こりやすいチャートパターンで、逆張りで使われます。
日本ではそこまで馴染みがないですが、欧米では人気があるテクニカル指標です。

ハーモニックパターンを利用するメリット

ハーモニックパターンは逆張りで高い勝率を狙えるメリットがあります。
繰り返しになりますが、ハーモニックパターンは相場の反転を起こりやすいチャートパターンなので、逆張りに有効です。

また、ハーモニックパターンは損小利大の手法なので、低リスクで運用できます。
損小利大とは、文字通り「損が小さく利益は大きい」という投資スタイルです。

1回の取引に対する損失は最小限に抑えて、勝つときに大きな利益が期待できるので、精神的にも落ち着いて取引ができます。

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ハーモニックパターンの特徴(5地点・4波動)

ここではハーモニックパターンの特徴をご紹介します。
ハーモニックパターンの主な特徴は下記の3つです。

  1. フィボナッチ数列を利用して分析する

  2. パターンがたくさん存在する

  3. 高確率な逆張り手法

1つずつ詳しく見ていきましょう。

フィボナッチ数列を利用して分析する

ハーモニックパターンはフィボナッチ数列を利用して分析します。
フィボナッチ数列は、「1、1、2、3、5、8、13、21・・・・」のように、前の2項を足せば、次の項になる法則をもつ数列です。

トレンドの一時的な反発を予想するためのテクニカル指標で、多くの人が意識するラインなので、取引の材料としてよく利用されています。
フィボナッチ数列を一度でも勉強したことがある方は、ハーモニックパターンも理解しやすいはずです。

パターンがたくさん存在する

ハーモニックパターンにはパターンがたくさん存在します。
基本的な型4種類に加えて、そこから派生した型が9種類もあります。

パターンがたくさん存在するので、どんな相場にも対応できるのがハーモニックパターンの特徴です。
たくさんあるからといって、いきなり全てのパターンを覚える必要はありません。

いろんなパターンを試してみて自分に合ったパターンを見つけていきましょう。

高確率な逆張り手法

ハーモニックパターンは出現頻度が高くないですが、出現時の逆張り勝率は高いです。

チャートパターンが美しいほど、その分逆張りの勝率も高まります。
また、綺麗な形であるほど他のパターンを当てはめてしまうミスが減るので、分析精度も高まります。

特にハーモニックパターンは「ダブルトップ・ボトム」や「ヘッドアンドショルダー(三尊・逆三尊)」の要素も組み込まれているので、逆張りの根拠は強いです。
逆張りトレーダーの方は、ハーモニックパターンを覚えておけば、補助的な役割としても有効なのでおすすめです。

ハーモニックパターンの基本4種類

ハーモニックパターンは、現代でも新しいパターンが発見されるほど、まだまだ未知数の指標です。
ここではその中でも、ハーモニックパターンの基本となる4つの型をご紹介します。

  1. ガートレー

  2. バタフライ

  3. バット

  4. クラブ

1つずつ詳しく見ていきましょう。

ガートレー

ガートレーは、ガートレー氏によって発見された「M」または「W」のようなチャートパターンです。
Mの場合は「買いパターン」、Wの場合は「売りパターン」となる可能性が高いです。

ガートレーの買いパターンはまずXを起点としてAに向けて上昇、その後Bまで下落します。
この時の注意点として、Bの位置はXを下回ってはいけません。
なお、XAの値動きに対して、61.8%や78.6%付近まで戻すことが多いです。

その後、反発を繰り返し、Dの水準まで下落した時が買いエントリーのチャンスです。
Dは、XAの値動きに対して、78.6%程度になることが多く、そのラインで逆張りをします。
エントリー後は、A地点まで到達したら利益確定、X地点まで到達したら損切りを行います。

一方で、買いと逆の動きをしたら、売りエントリーのチャンスです。
売りエントリーも買いの時と同じく、A地点まで到達したら利益確定、X地点まで到達したら損切りを行います。

バタフライ

バタフライは、蝶の形に似ているチャートパターンです。
大きなトレンド発生時に形成されることが多いです。

基本的な流れはガートレーと似ています。
相違点としてはD地点の位置です。

ガートレーではXAの範囲内に全て収まっていましたが、バタフライではX地点よりも深い位置まで待ちます。
X地点から127.2%まで落ちてきたら買いエントリー、逆にX地点を127.2%まで上昇してきたら売りエントリーのチャンスです。

バット

バットは、コウモリに似ているチャートパターンです。
ハーモニックパターンの中で、最も出現率が高いチャートパターンでもあります。

XAに引くフィボナッチの約50%にB地点が当てはまり、88.6%にD地点が当てはまります。
XAの範囲内で完結するチャートパターンなので、A地点到達で利益確定、X地点到達で損切り注文を行うのが一般的です。

さらに、もしD地点を突破した場合でも、次に紹介する「クラブ」になる可能性があるので、たとえ含み損になってもチャンスは続きます。

クラブ

クラブは左右非対称のひし形をしているチャートパターンです。
ハーモニックパターンの基本型の中でも特殊なパターンですが、かなり強力なサインと言えます。

XAに引くフィボナッチの約61.8%にB地点が当てはまり、約161.8%にD地点が当てはまります。
「バタフライ」よりもD地点が深いことが特徴です。

「バット」や「ガートレー」とB地点が被っているので、X地点を突破するまではクラブに当てはまるかどうかの判断が難しいです。
しかし、条件が綺麗に当てはまるとハーモニックパターンの中でも最も強力なサインと言えます。

ハーモニックパターンの派生9種類

ハーモニックパターンは基本のパターンから派生してできたパターンがたくさんあります。
今回は、派生した9種類のパターンをご紹介します。
9種類のパターンは下記の3つに分類されます。

  1. 変形ハーモニックパターン

  2. 特殊ハーモニックパターン

  3. 新種ハーモニックパターン

たくさんのパターンがありますが、全てを覚える必要はありません。
基本4種類の理解度が深まってから派生9種類に挑戦してみてください。

変形ハーモニックパターン

変形ハーモニックパターンは以下の2種類です。

  • オルドバット

  • ディープクラブ

オルドバットは「バット」の変形パターン、ディープクラブは「クラブ」の変形パターンになります。

特殊ハーモニックパターン

特殊ハーモニックパターンは以下の2種類です。

  • 5-0パターン

  • スリードライブ

特殊ハーモニックパターンは、名前の通り特殊な形をしています。
そのため、初心者にはパターンの判断が難しいです。

誤った認識でチャートパターンの判断をしてしまうとリスクが高いので、初心者にはあまりおすすめしません。

新種ハーモニックパターン

新種ハーモニックパターンは以下の5種類です。

  • サイファー

  • ネンスター

  • シャーク

  • ブラックスワン

  • ホワイトスワン

新種ハーモニックパターンは形が複雑なため、FX初心者には難しいです。
現代でも新しいパターンが発見されているので、今後も新種ハーモニックパターンは増えていくことが予想されます。

ハーモニックパターンを利用したトレード手法

ここでは、ハーモニックパターンを利用したトレード手法をご紹介します。

  1. ZigZagを挿入してチャートの形を見やすくする

  2. トレンドが発生したらフィボナッチを引く

  3. ハーモニックパターン発生でトレード

順を追って詳しく解説していきます。

ZigZagを挿入してチャートの形を見やすくする

まずはチャートの形を見やすくするために、ZigZagを挿入しましょう。
ZigZagはMT4/MT5にデフォルトで搭載されています。

ZigZagを挿入することで、チャートの流れが見やすくなるのでおすすめです。

トレンドが発生したらフィボナッチを引く

ハーモニックパターンは、基本的にトレンド終わりの反転を狙います。
D地点到達でトレードを行いますが、トレンド発生からエントリーまでの流れを分析するには、フィボナッチが必要です。

フィボナッチは、トレンドの起点から最高値・最安値を結びます。
ハーモニックパターンのXAに該当するので、最も重要なラインと言えます。

フィボナッチが引けたら、あとはD地点到達までにどのようなチャートを形成するのか予測しながら待機しましょう。

ハーモニックパターン発生でトレード

フィボナッチを引き、実際にハーモニックパターンが発生したらトレードを行います。
具体的なエントリータイミングについては、「ハーモニックパターンの基本4種類」の章で詳しく解説しています。

ちなみに、下記のチャートは「バタフライ」のパターンです。

X地点を下にブレイクして、約127.2%地点に到達したことから反発すると予測して「買いエントリー」を行います。
数値に関しては127.2%地点で綺麗に反発するというより、その付近で反発するという認識で大丈夫です。

数値にこだわりすぎず、チャートの大まかな流れを重視してトレードすることが大切です。

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