見出し画像

トレンド相場とは?見分け方や相性のよいテクニカル指標、FXトレード手法を解説

トレンド相場とは一方向に大きな流れがある相場をいいます。
トレンド相場をしっかりと見分けてピンポイントで狙うことができれば、1回のトレードで大きな利益が期待できます。
そのため、FXで稼ぐためにはトレンド相場の攻略が必須です。

しかし、トレンド相場とレンジ相場の定義は人それぞれ異なるため、見分け方が難しくピンポイントで狙うのが難しいと感じる方も多いでしょう。
そこでこの記事では、トレンド相場の概要やレンジ相場との見分け方、FXでのトレード手法について詳しく解説します。


トレンド相場とは

トレンド相場とは一方向のトレンド(方向性)が出ている状態です。
為替相場では価格が上がったり、下がったりを繰り返しますが、上がり続ける相場や下がり続ける相場をトレンド相場といいます。

一方、価格の方向性が定まらずに上がったり、下がったりを頻繁に繰り返す相場はレンジ相場といいます。
トレンド相場には、「上昇トレンド」と「下降トレンド」の2種類があります。

上昇トレンド

上昇トレンドとは「為替レートが継続的に上昇していくトレンド」です。
継続的に上昇していくといっても、ずっと上がり続けるわけではなく、高値と安値を切り上げながら上昇していくことが多いです。

上昇する力が強いので、買いエントリーのチャンスになります。

下降トレンド

下降トレンドとは「為替レートが継続的に下降していくトレンド」です。
下降トレンドは上昇トレンドと逆で、高値と安値を切り下げながら下降していくことが多いです。

下落する力が強いので、売りエントリーのチャンスになります。

トレンド相場とレンジ相場の見分け方

為替相場では、「トレンド相場」と「レンジ相場」の2種類があります。
割合としてはトレンド相場が3割、レンジ相場が7割程度です。

ここでは、下記の3つのテクニカル指標を使って、トレンド相場とレンジ相場の見分け方をご紹介します。

  1. 移動平均線

  2. ボリンジャーバンド

  3. Volumes

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

移動平均線を使った見分け方

移動平均線は、一定期間の終値を平均化し、線で結んだトレンド系インジケーターです。
一般的に線の向きや角度によってトレンド相場とレンジ相場を見分けます。

移動平均線は、一定期間の終値を平均化し、線で結んだトレンド系インジケーターです。
一般的に線の向きや角度によってトレンド相場とレンジ相場を見分けます。

一方、3本の移動平均線が全て下方向を向き、上から75日、50日、20日の順に並んでいる状態は下降トレンドと判断できます。

3本の移動平均線が同じ方向を向かずに方向が定まっていない状態はレンジ相場と判断できます。

ボリンジャーバンドを使った見分け方

ボリンジャーバンドは移動平均線を中心に、統計学を用いた標準偏差を表示しているインジケーターです。
一般的に、バンドの向きや広がりによってトレンド相場とレンジ相場を見分けます。

トレンド相場では、ボリンジャーバンドがエクスパンション(拡大)し、同一方向に価格が動きます。
上記画像では、エクスパンションして、上下のバンドが上方向に向いているため上昇トレンドと判断できます。

一方で、下記の画像のように、上下のバンドが下方向に向いている場合は下降トレンドと判断します。

レンジ相場では、ボリンジャーバンドがスクイーズ(縮小)し、方向性が定まらず、上下に価格が動きます。
上記画像では、スクイーズして、狭いバンドの中に価格が収まっているので、レンジ相場と判断できます。

Volumesを使った見分け方

Volumesは相場の出来高(取引の売買量)を示すボリューム系のインジケーターです。
出来高が多い相場は市場参加者がそれだけ注目していて、逆に出来高が少ない相場は市場参加者の注目度が低いことを表しています。

一般的に、出来高の大きさによってトレンド相場とレンジ相場を見分けます。

レンジ相場では、相場の出来高(取引の売買量)が少ないため、Volumesも少ないことがわかります。

一方で、トレンド相場は、市場参加者の注目度が高く、相場の出来高(取引の売買量)も多いため、レンジ相場に比べてVolumesも多いことがわかります。

Volumesの明確な数値はないので、最初は見分けるのが難しいかもしれません。
ただ、必ず一定の周期でレンジ相場とトレンド相場が入れ替わるので、慣れていけば、トレンド転換のタイミングがある程度予測できるようになります。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

【筆者オススメのFX会社】
少ない資金で始められる投資は「FXだけ!」
筆者オススメのFX会社は、
日本で利用者数No.1の XM(エックスエム)

口座開設をするだけで15,000円分のボーナスが受け取れます!
入金しなくても0円で始められる画期的なFX会社。
もちろん発生した利益は出金できます!

「口座開設の所要時間は約1分!」
「レバレッジ最大1,000倍なので短期間で資産10倍を狙える!」

≫XMの公式サイトへ

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

トレンド相場で用いるテクニカル指標

トレンド相場とレンジ相場では相場の特徴が違うので、それぞれ用いるテクニカル指標が異なります。
ここではトレンド相場で用いるテクニカル指標をご紹介します。

  1. 移動平均線

  2. ボリンジャーバンド

  3. ダウ理論

  4. トレンドライン

それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。

移動平均線

前述したように、移動平均線とは、金融記者であるジョゼフ・E・グランビル氏が考案した、ある一定期間の価格の平均値を線で結んだトレンド系のインジケーターです。

移動平均線はFXの分析において最も有名で人気なインジケーターといっても過言ではありません。
移動平均線の「向き」や「傾き」「ローソク足との距離」などを見て、相場の方向性や勢いを判断するのに活用します。

トレンド時は、ゴールデンクロス・デッドクロス、パーフェクトオーダーなどの使い方をするのが一般的です。

多くのトレーダーが活用しているので、FX初心者の方にもおすすめのテクニカル指標です。
移動平均線を使った具体的なトレード手法については後述します。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、標準偏差を用いてバンドに収まる確率を算出し、相場の動きを予想するトレンド系のインジケーターです。

標準偏差を用いて算出したバンドの中に収まる確率は下記の通りです。

  • ±1σに収まる確率:68.26%

  • ±2σに収まる確率:95.44%

  • ±3σに収まる確率:99.73%

ボリンジャーバンドは移動平均線からどれくらい乖離しているかを表しており、±2σ、±3σを突き抜けるということは、それだけおかしな価格にあるため、いずれ調整されて価格が戻るという考え方になります。
この確率を活用することでトレンド時でも逆張りで有効です。

また、逆張り以外にもボリンジャーバンドのエクスパンション(拡大)を狙った順張りもできます。
このように、ボリンジャーバンドは順張り・逆張りどちらにも使える便利なテクニカル指標なので、忙しくて分析に時間をかけられない方におすすめです。

ダウ理論

ダウ理論とは、「テクニカル分析の父」と呼ばれるチャールズ・ダウ氏が提唱した株式や為替市場での値動きを評価するための理論です。
「相場の値動きは法則性や癖を持って動くことが多い」と示しており、これは株式や商品先物、為替市場などどの相場でも通用すると言われています。

ダウ理論ではトレンドの条件を下記のように定めています。

  • 高値と安値が切り上がっていれば上昇トレンド

  • 高値と安値が切り下がっていれば下降トレンド

この法則性や癖をわかりやすく6つの基本原則にまとめており、それをもとにテクニカル分析をしていきます。

トレンドライン

トレンドラインとはトレンドに従って斜めに引くラインです。
トレンドラインには、安値同士を結ぶ下値支持線(サポートライン)と高値同士を結ぶ上値抵抗線(レジスタンスライン)の2つがあります。

まずは、下値支持線(サポートライン)から見ていきます。

上記の画像は、上昇トレンド時の下値支持線(サポートライン)を引いたチャートです。
ラインまで下落しても、ライン付近でしっかり反発していることがわかります。
上昇トレンドは、ラインよりも上を推移して、サポートラインを下に抜けるまでトレンドが継続します。

次に、上値抵抗線(レジスタンスライン)を見ていきます。

上記の画像は、下降トレンド時の上値抵抗線(レジスタンスライン)を引いたチャートです。
サポートライン同様、ラインまで上昇しても、ライン付近でしっかり反発していることがわかります。

下降トレンドは、ラインよりも下を推移して、レジスタンスラインを上に抜けるまでトレンドが継続します。

トレンド相場のFXトレード手法

トレンド相場といっても狙うべきポイントやトレード手法の種類は豊富にあります。
ここでは、トレンド相場で使えるおすすめのトレード手法を3つご紹介します。

  1. トレンドの初動を狙う手法

  2. トレンドの流れに沿った順張り手法

  3. トレンドラインを使った逆張り手法

実際に1つずつ見ていきましょう。

トレンドの初動を狙う手法

まずはトレンドの初動を狙う手法をご紹介します。
具体的には移動平均線を使ってゴールデンクロス・デッドクロスしたタイミングでトレードを行います。

ゴールデンクロスとは、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜けたところを指します。

トレンド転換をするタイミングで上昇トレンドの予兆です。

デッドクロスとは、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜けたところを指します。

デッドクロスは、トレンド転換をするタイミングで下降トレンドの予兆です。

エントリー方法としては、ゴールデンクロス・デッドクロスが確認できた時点で、エントリーを行います。
下記の画像をご覧ください。

こちらは、短期移動平均線(水色)が長期移動平均線(赤色)を下から上に抜けたゴールデンクロスの場面です。
ゴールデンクロスは、上昇トレンドに転換する傾向にあるので、クロスしたタイミングで買いエントリーを行います。

下記の画像をご覧ください。

こちらは、短期移動平均線(水色)が長期移動平均線(赤色)を上から下に抜けたデッドクロスの場面です。
デッドクロスは、下降トレンドに転換する傾向にあるので、クロスしたタイミングで売りエントリーを行います。

トレンドの流れに沿った順張り手法

次にトレンドの流れに沿った順張り手法をご紹介します。
具体的には移動平均線を使ってパーフェクトオーダーのタイミングでトレードを行います。

パーフェクトオーダーとは、短期線・中期線・長期線が同方向になることです。
上から短期線 > 中期線 > 長期線の順になっていれば上昇のパーフェクトオーダーです。

一方で、上から長期線 < 中期線 < 短期線の順になっていれば下降のパーフェクトオーダーです。

パーフェクトオーダーは、ゴールデンクロス・デッドクロスのようにトレンドの初動を狙うことができませんが、理想的なトレンドが発生している状態なので、結果的に大きな利益を狙えます。

エントリー方法としては、パーフェクトオーダーが確認できた時点で、トレンドの流れに沿った方向にエントリーを行います。
下記の画像をご覧ください。

こちらは、上昇のパーフェクトオーダーのチャートです。
チャート上の縦線はパーフェクトオーダーが完成した場面になります。

この時点で、これから強い上昇トレンドが形成されることを見越して、買いエントリーを行います。
下記の画像をご覧ください。

こちらは、下降のパーフェクトオーダーのチャートです。
チャート上の縦線はパーフェクトオーダーが完成した場面になります。
この時点で、これから弱い下降トレンドが形成されることを見越して、売りエントリーを行います。

前述した通り、トレンドの初動ではないため取れる値幅が限定されますが、だましを回避できるなどのメリットもあります。

トレンドラインを使った逆張り手法

最後はトレンドラインを使った逆張り手法をご紹介します。
トレード手法はかなりシンプルで、トレンドラインにタッチしたら逆張りでエントリーをするだけです。

下記の画像をご覧ください。

こちらは上昇トレンドで下値支持線(サポートライン)を引いたチャートです。
上昇トレンドの中で、一時的に下落して下値支持線(サポートライン)にタッチした時に買いエントリーを行います。

上昇トレンド継続中は、ラインにタッチする度に何度もエントリーできるのでぜひ注目していきたいポイントです。

下記の画像をご覧ください。

こちらは下降トレンドで上値抵抗線(レジスタンスライン)を引いたチャートです。
下降トレンドの中で、一時的に上昇して上値抵抗線(レジスタンスライン)にタッチした時に売りエントリーを行います。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

【筆者オススメのFX会社 2選】
少ない資金から資産を増やすなら「XM」と「BigBoss」がオススメ!

・口座開設の所要時間は約1分!
・口座開設と同時に15,000円分のボーナスが自動付与!
・1円も入金せずに利益が出金できる画期的なFX会社です!

・最大レバレッジ1,000倍以上だから短期間で資産10倍を狙える!

①XM(エックスエム)
レバレッジ:最大1,000倍
ボーナス:最大136万円
≫XMの公式サイトへ

②BigBoss(ビッグボス)
レバレッジ:最大1,111倍
ボーナス:最大200万円
≫BigBossの公式サイトへ

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?