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FXのボックス相場(レンジ相場)とは?種類や見分け方、トレード手法を解説

方向性が定まらず揉み合っている相場をボックス相場(レンジ相場)と言います。
ボックス相場は相場の7割を占めているため、FXで利益を出すためにはボックス相場の攻略が必要不可欠です。
ただ、ボックス相場の見分け方やトレード手法がわからない方も多いはずです。

この記事ではFXのボックス相場(レンジ相場)とはどんな相場か、具体的なトレード手法について詳しく解説します。
ボックス相場の種類や見分け方についても触れますので参考にしてください。


ボックス相場(レンジ相場)とは

ボックス相場(レンジ相場)とは、為替相場が一定の幅で上下動を繰り返し、横ばいになっている相場です。
形がボックス(箱)に似ていることから、ボックス相場と呼ばれるようになりました。

相場はボックス(レンジ)7割、トレンド3割と言われているため、ほとんどがボックス相場(レンジ相場)といえます。
相場のほとんどを占めるからこそ、FXで利益を出すためにはボックス相場の攻略が必要不可欠です。

ボックス相場の種類と見分け方

ボックス相場は大きく2つの種類に分けられます。

  1. 中段持ち合い

  2. 大底、天井

それぞれの特徴と見分け方について詳しくみていきましょう。

中段持ち合い

中段持ち合いとは、相場が上昇や下降を続けた後で、休憩状態に入ったボックス相場です。
まだ同じトレンドが続くと見ているものの、次の新たな材料を待っている状態を指します。

上昇後の中段持ち合いは上にブレイクする可能性が高く、下落後の中段持ち合いは下にブレイクする可能性が高くなります。

大底・天井

大底・天井とは、相場がファンダメンタルズを織り込んで、もう一段階の上げ・下げには躊躇を覚えているボックス相場です。
トレンドを形成してもずっとトレンドが続くわけではありません。

トレンド後は、大底・天井のようなボックス相場になる傾向にあります。
底値圏・天井圏のボックス相場なので、中段持ち合いのようにトレンドの継続ではなく、転換する可能性が高くなります。

ボックス相場ブレイク時のトレード手法

ボックス相場でトレードするならブレイク時を狙うのが一般的です。
なぜなら、ブレイクアウトはボックス相場からトレンドに転換するタイミングを狙えて大きな値幅が取れる可能性が高いからです。

ただ、ボックス相場ブレイク時のトレードはだましに遭う可能性もあるので、回避方法も含めて、トレード手法を解説します。

  1. ボックス相場に水平ラインを引いて待機

  2. ボックス相場ブレイク時に順張りエントリー

  3. ブレイク時のだましを避ける方法

ボックス相場に水平ラインを引いて待機

まずはボックス相場の高値と安値に水平ラインを引きます。

ボックス相場の段階ではどちらの方向にブレイクするかが予測できないので、ブレイクするまでは待機です。

ブレイクするまではどちらにエントリーするかは分かりませんが、ボックスの形によってブレイクする方向をある程度予測できます。
具体的な予測方法は水平ラインのタッチ回数です。

例えば、上図のように、ボックス相場でもレジスタンスラインへのタッチ回数が多ければ、高値に挑戦して上にブレイクする可能性が高くなります。
一方、サポートラインへのタッチ回数が多ければ、安値に挑戦して下にブレイクする可能性が高くなります。

あくまで可能性が高いだけで必ずしもタッチ回数が多い方向にブレイクするとは限りません。

ボックス相場ブレイク時に順張りエントリー

ボックス相場をブレイクしたら実際に順張りでエントリーしていきます。
まず、レジスタンスラインを上にブレイクしたら買いエントリーです。

サポートラインを下にブレイクしたら売りエントリーです。

前提としてボックスの期間が長いとボックス相場をブレイクした時のトレンドが強くなる傾向にあります。
そのため、ボックス相場ブレイク時の順張りで大きな値幅を取りたいなら、ボックスの期間が長い場面を狙っていきましょう。

ブレイク時のだましを避ける方法

FXでボックス相場のブレイクを狙う場合、だましに遭う可能性が高くなります。
だましに遭って損切りのタイミングを間違えてしまうと、損失が拡大してしまいます。

ブレイク時のだましを避けるためには転換点を狙うのがおすすめです。
具体的にチャートを見ながら説明していきます。

結論として、ブレイク時のだましを避ける方法は、ブレイクの初動を狙わないことです。
1度ブレイクしてから、再度ライン付近まで戻ってきた時にエントリーを行います。

基本的にラインを一度ブレイクしたら、レジスタンスラインはサポートライン、サポートラインはレジスタンスラインに転換します。
このタイミングを狙うことで、ブレイク時のだましを避けることができます。

ボックス相場と相性が良いテクニカル指標

ボックス相場と相性が良いテクニカル指標をご紹介します。

  1. RSI

  2. 水平ライン

それぞれ1つずつ詳しく見ていきましょう。

RSI

ボックス相場が継続している限りは、RSIなどの逆張りインジケーターが有効です。
RSIとは「Relative Strength Index(相対力指数)」の略で、相場の”買われすぎ”、”売られすぎ”を判断するためのインジケーターです。

一定期間の上げ幅と下げ幅をもとに計算されて、一般的にはRSIが70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと判断します。
ボックス相場の中に収まっている状況で、RSIが70以上になったら売りエントリー、30以下になったら買いエントリーというシンプルな逆張りで使います。

水平ライン

トレード手法でも解説しましたが、ボックス相場と水平ラインの相性は抜群です。
ボックス相場の高値にレジスタンスライン、安値にサポートラインを引いて使います。
具体的に水平ラインを引いて下記のような判断をしていきます。

  • 水平ライン付近で反発
    ボックス相場の継続

  • 水平ラインをブレイク
    ボックス相場からトレンドに転換の可能性

単純且つ相場の方向性を把握するのに便利なので、ボックス相場を攻略する上で、水平ラインは必要不可欠です。

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