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乗馬に必要な装備品等について

前回までのあらすじ

ウマ娘にハマった結果、ついに乗馬クラブに入った。

前回も乗馬クラブに入るにあたり必要なお金の話をしましたが、今回はその続きで、自分が身に着ける装備品等について掘り下げたいと思います。乗馬用の有名ブランドのものだとめちゃ高い(全部そろえると数十万とかになる)のですが、周りの会員さんの話聞いてるとアマゾンで買った等の話がちらほらあったので、自分もアマゾンでそろえました。

衣服等

自分が着るものです。

キュロット

普通のズボンとの違いは、内股から尻にかけて滑り止めのゴム突起がついていることです。これでサドル(鞍)に座るときの姿勢が安定します。最初は買わなくても何も言われませんでしたが(自分はジーパンでやっていた)、レッスンが進むと「そろそろ買ったほうがいいですよ」と言われ、実際使ってみたら軽速歩の立つ座るがやりやすかったので、最初から買った方がよかったかもしれません。なお下記の製品を買いました。ポケットが一つしかないですが、レッスン中はロッカーのカギぐらいしか持ち物がないので特に困らないと思います。

グローブ

普通の軍手や手袋との違いは、滑り止めのゴム突起が点いていることと、親指と人差し指の間、薬指と小指の間の布が二重になっていることです。乗馬中はこの間に手綱を通すためです。下記製品を買いましたが、これはできれば短期レッスンの場合でも買った方がいいでしょう。安いし。

チャップス

ひざから下を守るためのものです。レンタルだと長靴タイプの場合が多いのではないかと思いますが、チャップス+ブーツだと足首の自由度が大きくなるので、自分で買う場合は長靴タイプではなく、チャップス+ブーツが良いでしょう。

ブーツ

上記の通り、チャップスと併用することで長靴タイプよりも高い自由度が得られます。ファスナーがついていてより足にフィットするタイプのほうがいいらしいですが、高いのでとりあえず下記のものを買いました。

安全装備

身を守るための装備です。

ヘルメット

有名ブランドはいくつかあるのですが、ヘルメットインナーを取り外して洗える点を考慮してCASCOの製品を選びました。アマゾンでは無名メーカーのものが数千円で売られてますが、身の安全を守るためのものなのでちゃんとしたものを買いました。高い。

エアバッグ

乗馬用エアバッグとは、落馬すると鞍とつないでいるハーネスが引っ張られてボンベが開いてCO2ガスで膨らむベストのことです。これはヒットエアー製品一択になると思います。これも身の安全を守るためのものなので素直に買いました。高い。

ヒットエアーはバイク用の着るエアバッグも作っているメーカーで、そちらの製品は前から知ってましたが、乗馬用もかなり充実しています。

なお、ガスボンベは1本1000円するので、できれば落馬したくないですね(それはそう)

扶助に必要な道具

馬に指示を出すための道具です。

長鞭と短鞭の2種類があります。レッスンのレベルや馬の特性を考慮してインストラクターと相談してレッスン毎にどちらを使うか決まります。短鞭でたたくと「スパーン!」という大きな音が鳴るのでこの音で馬をやる気にさせます。長鞭はくすぐるように使いますが場合によってはこれでバシバシ叩けと言われます。

鞭は鞄からはみ出す長さなので、下記のようなケースを買いました。コスプレイヤーさんが模造刀等の長尺物をスタジオに持ち運ぶ際に使ってるという話を聞いて使えそうと思って買ったらちょうどいい長さでした。

拍車

ブーツのかかとにつけて馬のおなかをグリグリするためのものです。拍車の「車」とは歯車のことで、ウエスタンブーツでは意匠として歯車がかかとについているものもありますが、馬を鋭利なものでグリグリするとかわいそうだし暴れるので、現在使われている乗馬用の拍車というのは下記のような丸い突起がついているものです。

馬装

馬に着ける道具です。

プロテクター

馬の脚を守るためのものです。馬は走るときに自分で自分の足を蹴ってしまう(前脚と後脚が接触する)ので、足先をプロテクターで守る必要があります。基本的には乗馬クラブで貸してくれるのですが、数が足りなくなったり壊れてるものが混ざっていたりするので自分で持ってると便利です。なお、競技に出る際に着用が許されているプロテクターには制約があるようですので購入の際には注意してください。

鞍(サドル)

さすがに自馬(自分専用の馬)でなければ買う必要は無いと思います。買うと数万~数十万のようです…

ゼッケン、ボア、ジェルシート、フライシート

ゼッケンというのは馬体につける布のことです。ボアやジェルシートというのはゼッケンと鞍の間に挟むクッション素材です。フライシートは馬の後半身を覆う薄い布で、虫をよけるためのものです。いずれも数千円~数万円のようです。これも自馬でなければ買う必要は無いと思います。洗うのが大変そうです…

馬は買えます。調査がまだ不十分でまとまったらそのうち書きたいと思いますが、大雑把に言うと引退競走馬が転換訓練を経て乗用馬として売り出されているものを買います。お値段は数百万のようで、乗馬クラブ等への毎月の委託料が数万~十数万、そのほか競技に出る際の馬運車のチャーター費や、病気やケガをした場合の診断費治療費が都度かかるようです…最初からわかってはいたけども、やっぱ貴族趣味なんだな、と。いつか自馬を手に入れて真っ赤なプロテクターとゼッケンつけて「専用機」ってやりたいですね。

次回は何かを書くか考え中ですが、「乗馬クラブ入会後のレッスンがどのように進むか」「乗馬クラブにいる馬」「今まで集めた競走馬のビデオのこと」「奈良競馬場跡と鳴尾競馬場跡に行った話」のいずれかについて書くと思います。

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