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ウマ娘にハマって乗馬クラブに入った話

前回までのあらすじ

ウマ娘にハマった結果、乗馬ライセンス5級を取得した。

短期で乗馬ライセンス5級を取ることはできたが、人馬一体にはまだほど遠い。馬への理解を深めるために、いったいどうすればいいのか…

乗馬ライセンス4級も短期で取ることはできる

5級と同じく、4級も短期で取得することは可能なようです。関東だと下記のような例が挙げられます。

期間は数日~10日、料金は10万円~十数万円が相場のようです。乗馬ライセンス4級を取るということだけを主眼を置けば、時間的にも料金的にも効率の良い選択肢であると思います。

乗馬ライセンス4級の合格基準(審査内容)

ここで、乗馬ライセンス4級の合格基準(審査内容)を見てみましょう。

乗馬ライセンス4級の実技試験

実技試験では下記の項目を実施できれば合格です。

  • 常歩で巻き乗り、半巻きを含む回転運動。速歩で90°の方向変換及び斜め手前変換

  • 停止-常歩-速歩-常歩-停止が概ねスムーズにできる

  • 軽速歩の手前が理解できる

  • 速歩運動にて正しい姿勢がとれ、手綱・脚の操作が概ねでき、駈歩の発進、維持ができる

乗馬ライセンス4級の筆記試験

筆記試験では下記の項目に関するペーパーテストで基準点以上だと合格です。

  • 馬の毛色(栗毛・鹿毛・芦毛 等)

  • 馬体の名称

  • 馬具の名称

  • 初歩の号令

  • 馬の動き方等

問題は、自分が「乗馬ライセンス4級を取るということだけを主眼に置く」かどうかでした。

自分はどうしたいか、どうなりたいか

前回の結論で述べた通り、愛バが「ずきゅんどきゅん」「走り出し」「ばきゅんぶきゅん」「かけてゆく」状態にするためには乗馬ライセンス5級ではまだ何も足りません。しかし4級でもまだ全然足りないでしょう。なんせ1級まであるうちの5級から4級に上がっただに過ぎません。また、仮に短期で4級を取れたとしても、その技能を維持し続ける必要があります。さらに、3級以上は高度な内容になってくるため、短期で取れるサービスが事実上ありません。つまり、上を目指すためには乗馬クラブに入るしかありません。

乗馬クラブに入るとどうなるか?何が良いか?

体験乗馬や短期のコースに比べて下記のようなメリットが得られます。

  • ビジター料金ではなく会員料金で騎乗できる

  • 同じクラブに通い、同じインストラクターに習うことによって、着実にステップアップできる

  • ライセンス取得の支援を得られる

  • 競技へ参戦するための支援を得られる

  • 乗馬クラブのインストラクターやほかの会員、そして馬と仲良くなれる

上を目指すならば入らない手はありません。

乗馬クラブに入るにはどすればいいか?

乗馬クラブに入るにあたり、特別な資格は必要ありません。じゃぁ入っちゃえ!その前に(少なくとも私にとっては)重大な問題がありました…

乗馬クラブのお金、めっちゃ高い

説明するまでもないかもしれませんが、乗馬クラブはめっちゃ高い(当社比べ)。下記のような料金がかかります。

  • 入会金…10万円~20万円

  • 月会費…月1万円~2万円

  • 騎乗料…1鞍につき数千円

  • 保険料…1日につき数百円

  • ヘルメット・エアバッグ・プロテクター・ブーツ等のレンタル費(持っていない場合)…1日につき数千円

  • 交通費…1日につき数百円(場所による)※乗馬クラブは郊外にあるため往復にかかる時間的なコストも無視できません

すごい高い…
なお、装備品をレンタルではなく自前で用意する場合は下記の費用がかかります。

  • ヘルメット…1万円~数万円

  • エアバッグ…数万円

  • プロテクター…1万円~数万円

  • ブーツ…1万円~数万円

  • グローブ…数千円

  • チャップス…数千円

  • 鞭…数千円

つまり合計すると、車で言えば乗り出し価格が20万円~30万円、ランニングコストが毎月数万円かかる計算となります。ウソでしょ…

めっちゃ高い…

乗馬ライセンス5級を取ってる最中、毎日のように「入りませんか?」と誘われました。入りたいのはやまやまですが、「こんなん払えんのか…」と悩み続けました。

自分はどうしたいか、どうなりたいか(2回目)

人馬一体の境地に達するには入らない選択肢は無いでしょう。しかしこのコストを今後も払い続けられるか?やる気や体力は維持できるか?…一体どうすれば…

馬はかわいい

…馬かわいいしな…入っちゃおっか

入りました

入会金払っちゃったからにはね…もうね…馬に会うためのお金払うために自分が馬車馬のようにしゃかりきに働いて稼ぐしかない…

ほー じゃ、なんでお前はこんなの(馬)乗れんだ?

楠みちはる(1999). 湾岸MIDNIGHT 講談社, 14, 115.

自動車趣味ももとをたどれば馬だと思うから一緒一緒…

あっさり入ってしまったような感じで書いてて物足りないんだけども、ウマ娘にハマった結果ウマ娘も馬も可愛くて仕方ないぐらい頭おかしくなっちゃったから仕方ない。次回は装備品をレンタルではなく自前で用意する場合について掘り下げようと思います。

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