やりたいことを見失っているあなたへ
カウンセリングをしていると
「自分のやりたいことがわかりません。
私は何をしたらいいのでしょうか。」
このような相談を受けることがあります。
夢は人に与えられて実現するものではありません。
自分が成し遂げたいと思うことをかなえるもの。
では、夢はどこにあるのでしょうか？
１．あなたの夢はどこにある？
あなたの夢は、あなたの中で眠っています。
・できたらいいなって思うことは何？
・こんなことができたら思わずニヤッと笑っちゃうことは何？
・どんな人生になったらワクワクする？
このように自分の心に問いかけることで、
少しずつ夢が見えてきます。
・テレビで見たおしゃれなホテルに泊まってみたい。
・テレビで見た、好きな俳優さんが食べに行っていた
レストランに行ってみたい。
・今よりも大きな家に住んで自分の部屋を持つ
・車を買って家族とドライブに行く
そんな思いもあることでしょう。
「できたらいいなと思うことは何？」
そう自分に問いかけて、浮かんできた答えを手帳に
メモしてみましょう。
２．「できるはずがない」をわきに置く
「できたらいいなと思っていることは何？」
と考えて思い浮かんだ次の瞬間
「いやいやできるはずがないし」
という声が聞こえてくることがあります。
この声は「現状維持が一番安全」と考えている、
生存本能からきた言葉です。
私たちが危険にさらされずに生きていくために
必要な生存本能ですが、
過剰に身を守ろうとします。
「いやいやできるはずがないし」という
言葉が浮かんできたら、素早く気がついて、
「やったことがないことだから、危険かもって
教えてくれたんだね」と認めて、
そっとわきに置けるといいですね。
３．「できたらいいな」だけで終わらせないために
できたらいいなとは思ったけれど、
思っただけで進まない。
今までこのような経験があるかもしれません。
行動しなければ何も変わらないと
わかっているけれど行動できない。
そんなこともあります。
気になった「できたらいいな」を
スケジュールに組み込んで、
眺めてみましょう。
予定に組み込むことで、
自分のこととして認識できます。
スケジュール帳の時間軸に、
やる予定がないことを書くのは
少し抵抗があるかもしれません。
落書きを書くイメージ、
ノートをデコるイメージで書き込んでいきます。
私は、この方法でウォーキングを習慣化しました。
毎朝6時に起きてウォーキングと書き続けたのです。
夜は、ウォーキングができたことにして、
ねぎらって喜びました。
ウォーキングしている自分の姿や、
ウォーキングのおかげで、毎日健康的に
モチベーション高く過ごしている自分を
想像しました。
毎朝ウォーキングと書き続けて
半年ほど経った頃には、
毎朝のウォーキングが当たり前になり、
毎朝ウォーキングで心が整っていることを
感じていました。
夢をみつけて、ワクワクのエネルギーを
先に味わうことで、
実際にそのエネルギーが感じられる現実が
引き寄せられていくことでしょう。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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参考文献（P217〜218）
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