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友達が欲しい

アメリカきて十日ほど経ったけど、日本にいた時どれだけ人に恵まれていたか気づいた。
おしゃべりできる人はいるし、ちょこっとハングアウトできる人もいるが、心の友とは出会っていない。ちょこっと心寂しいし、ワイワイしながら楽しくやってる他の人たちを見ると羨ましくもある。

思い返してみれば新たな気の合う友達は一年に多くても三人ほどしかできなかった。中高で何人か、その外で何人か。

元々社交的ではない人間だし、結構自分一人でいることも好きだからこんなペースでちょうどいいのかも知れない。

でも新たな環境で一人は流石に心細いから、今日は日本の友達と多めに連絡を取り合っていた。

クラブは後一ヶ月ほどで始まる。すでにいくつか気になるものに参加申請した。

そこで自分の人を見つけたいけど、出会えないかも知れない。待つしかないかと思うとそれはそれで面白くない。日本人とは気が合いやすいかも知れないけど、それじゃあここにきた意味もない気がする。

今は勉学に集中しようと思う。そのうち何か起こるさ。


今日は小津安二郎の東京物語を3回ほどみた。

授業のために分析的にみてしまい、あまり感情移入とかができなかったのが悔しい。自分と重ねられる部分があったかも知れないけど今はわからない。5年後に期待。

逆に森鴎外の舞姫はわかりやすかった。
自分もこんな文章を心のある人が読んだらどう思うのだろうと思う。

主人公の豊太郎のようなキャラクターなど(漱石のこころの先生)を自分はとても共感しやすい。恋沙汰になった時には気をつけなければいけないかも。

このクズで利己的で、逃げてみたいなところが自分と重ねられるっていうのはどういうことなのだろう?昔だけど、この人達と同じような気持ちになったことがあった。小説に比べれば程度は違けれど自分にとって最悪なものだったから、今は相談できる人がいるし、自分も相談する自信があるから、二度と起こさないように気をつけたい。そう思った。

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