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Tableau Publicに初めてVizを投稿してみた

Tableau Publicに投稿しようと思ったきっかけ

2022年11月より、Tableau DATA Saberプログラムに参加しており、Tableauを利用したデータ利活用推進の修行をしています。
その一環で「自分で作ったViz(所謂グラフ)をTableau Publicという全世界の人が閲覧可能な場所へアップロード」する必要があったためです。
投稿するまでにいくつか苦労があったのでそれを共有したいと思います。

下記のStep2~4を記事にしたいと思います。
※Step1は単純にアカウント準備なので省略。

Step1:Tableau Public関連の事前準備
Step2:Tableau Public用の題材探し(利用可能なオープンデータ探し)
Step3:Tableau Vizに向けたデータ加工(ETL風味)
Step4:Tableau Publicへの投稿

Step2:Tableau Public用の題材探し(利用可能なオープンデータ探し)

まず、、、最初にぶち当たったのが「何を表現するVizとするのか?」でした。
もう少しいうと「相手に伝えたいことは何か?」、「自分が理解したいことは何か?」のどちらかかなと思います。
私は趣味と実際に困っている事の2つから考えてみました。

①飛行機が好きなのでそこから何か表現出来ないか?を考えました。
いくつ空港ってあるんだろう?
空港はどこにあるんだろう?
空港はどんな種別があるんだろう?
空港ごとにどんな旅客や貨物があるんだろう? ・・・ etc

②役所が公開する保育園情報(保活)が分かりづらいので分かりやすく出来ないか?を考えました。
何で保育園の所在地ってExcel表なの?(位置関係が知りたいのに地図プロットされてないの)
何で保育園の指数って公開されていないの?(過去の点数を基準値にしたい)

・・・みたいに自分の興味や課題から探していきました。

次はそのデータがそもそも公開されているか?ですが、最近は政府もデータを公開して利用することを推奨している為、公開されていることが増えてきました。
結果、①は空港関連サイトと政府のオープンデータサイトより、②は自治体のオープンデータサイトより取得でき準備することが出来ました。
※「航空 オープンデータ」とか「○○○(自治体名) 保育園データ」とかで出てきますので、色々探してみることをお勧めします。

Step3:Tableau Vizに向けたデータ加工(ETL風味)

①の実例を踏まえてお話しします。
が、、、あまり言うことはなく、正直力業です。
考えていたことは「自分が表現したいデータがそこにあるか」です。
データが無いとVizは作れないのでそのデータは準備する必要があります。

少しTableauに絡めてお話しすると、空港の位置関係を表現するのは地図上に空港をプロットすることが必須だと考えていました。
よって住所情報が必要なのですがTableauには「国際航空運送協会 (IATA) または国際民間航空機関 (ICAO) 空港コード / いわゆるスリーレターコード」による地理的役割を加えられることを知っていたのである程度ステップを省略出来たかなと思います。

オープンデータを用いて必死で加工した結果

Step4:Tableau Publicへの投稿

ここはTableauの技術的知見が必要となる部分です。
正直、作り始めましたが「あーでもない、こーでもない」を繰り返し作っては棄て、作っては棄て、を繰り返しました。
これは自分のストーリーライン(「相手に伝えたいことは何か?」、「自分が理解したいことは何か?」)が明確で無かったことが原因かなと思います。

色々ありましたがそこを1つずつクリアして行ってVizを完成しアップロード(Tableau用語でパブリッシュ)しましたがその時に拘ったポイントを列挙して終わりにしたいと思います。

①ダッシュボードの1番意味のある場所に1番伝えたいものを設置した
 人間は「Preattentive Attributes(前注意的処理)により位置>色>サイズ>形状」の順序で理解するらしいので「空港の位置を表現したViz」を1番目立つところに設置してみた。
②色に統一性を持たせる
 次に色が重要なので背景は全て黒とし余計な情報を全てカット。その上で「空港種別を色で表現し」前述の位置に加え種別を表現した。
③サイズで旅客数を表現した
 円のその大きさでどれくらいの旅客規模感かを表現した。
④最後にツールヒントに他に伝えたいデータを埋め込む
 どこまで情報を付与するかは悩ましいが、今回に限ってはちょっと遊んでみた。実際には使っていないデータもあるだけ突っ込んでみた。情報過多注意ですが、よーーーく見ると楽しいデータも入っているかもね!!!

最後に

1回通しでやってみるとどこに困っているとか、どこがわからないとかが分かってくると思います。
たぶんその悩みは全員が1度はぶつかるところだと思うので今回記事にしてみました。
私より後に悩む人の課題解決になることを祈ります!!!

Tableau Public URL

今後も随時追加していくと思うのでもし良かったら見てください!
https://public.tableau.com/app/profile/cat.tableau


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