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どこまでも澄みきった青に

どこまでも澄みきった青に
どこまでも澄みきった空に
焦がれる
手を繋いだような雲に
燦々と照らす陽の光に
目を開けていられず
この瞼は閉じようとする

手を伸ばしても届かないものに
焦がれても仕方ないのに
当たり前のことに
寂しさを覚えても仕方ないのに
この目はこの手はこの耳は
この口はこの鼻はこの心は
言うことをきかない

ふとそれを俯瞰してみる
するとそこに何が見える?

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陽光の眩しさに
薄目を開けて見えた景色は
それまでと随分と違って見えた

どこまでも澄みきった青に笑顔を返す
「ありがとう」と。

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