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夕日のなかの独り…

夕日を見た
悲しくて
孤独。そんなこと。
ひとりは変わらなくて
小さい時からひとりで
自分の感情は置き去りにしていたから。
周りのひとたちの方が、感情を顕にしてた。
私には、そんなひとたちの辛さが伝わってきて
耐えられなくて、でも放っておけなくて、
平気な顔してた。
感情は痛い、辛い、良いものもあるけど、
私には…。
ずっと言いたかった…言わなくても伝わって
しまうひともいるということ。
自分がわからなくなるということ。
誰の感情かもわからなくて消えたくなること。
けれど…コレは私に限った話だから。
寄せてくる波のような感情や映像は。
私は、自分で自分すらも守れない…。
どうして、他のひとたちは拒否できるんだろう。
それすら、聞くことを躊躇う。
譲れないものはある。だけど、それだけ。
だから、ひとり。

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そんなことを思わせる夕日を見た。
燃えるようなオレンジ色が
悲しくて、「お前はひとりだ。」と
呪文のように繰り返し響く音がする…
だから…夕日は紅い夕日は悲しい。
早く夜になって。と願ってた。ずっと。
笑顔を作れない訳でもなく、
呼吸が出来なくなるほどじゃない。
だから…生きてる。
開きなおって、ね。



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