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ただわかる誰かへありがとうを。

いつも。
いつも『苦しい』と思うと
何故か、『ひとりじゃない』と
感じることがある。

はっきりとわかるわけじゃない。
わかるひとに伝わったと
感じることが私にはわかること。
はっきりさせようとすると
靄がかかったように思い出せなくなる。
更には、言葉や文も書けなくなる。
だから、はっきりしない。

『苦しい』は残り『ひとり』は残る。
ただ、その後気付けば
『ひとりじゃない』に変わる。

私は、ただ受け取り、感じてはならず、
苦しみが残りながら、ただ、言葉にし、
カタチにする。
ただ、据わり自分の中を空っぽにして
ただ捧げ受け取る。
そこには、今ここにいる私の器しかいない。
ただ…ソレダケノモノ。

ソレダケノモノだけど、
わかる誰かが居てくれることが、
私が書き続けることが出来る理由だと
思っている。

だから…わかる誰かへありがとう。

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