おもしれー女⇔つまんない男
おもしれー女。
すべての女が自分にキャアキャア言う中で一切自分に興味を示さないどころか若干敵意すら見せてくる女に対して、俺様御曹司的な男だけが発することを許される言葉である。
道明寺司あたりが言ってたかもしれない。知らんけど。(たぶん言ってない)
でもさあ。
おもしろいかおもしろくないかで判断されて勝手に恋愛対象として見てくる男、癪じゃない!?
ていうかおまえそんな、おもしれ―女と付き合いたいんか? 言うて別にそんなでしょ!?
というわけで、わたし「おもしれー女」に匹敵する煽り文句を考えました。
つまんない男。
これに尽きる。
おもしれー女って興味持たれたら、ソッコーでつまんない男、ってスマッシュ打ち返す。これに限る。
実際御曹司、つまんないと思うよ。(人によるよ)(御曹司バイアスをかけるな)(御曹司バイアスって何ですか?)
実は先日この「つまんない男」という概念を友人にプレゼンしている。
そしてその際、「おもしれー女につまんない男をぶつけたらどっちが勝つんですか?」という問いをいただいている。
結論から言うとおもしれー女が勝つ。と思う。とそのときは答えた。
だって、どう考えても「つまんない」というのは興味のロストなわけで、男のほうが「おもしれー」と興味を持っているのに、女のほうが「つまんない」って感情をロストしているともう、負け戦だよね。
いかにおもしれー女に興味を持ってもらうか、つまんない男は苦心しなければならない。大変だ。
惚れたほうが負けとはよく言うので、わたしはこの「おもしれー女の勝ち」という自身の説を曲げる気はない。
曲げる気はないのだけど、ただ、個人的に胸が熱くなる展開としては、おもしれー女にどうにか振り向いてもらうためにいろいろと試行錯誤するつまんない男に対して、物語のほぼほぼラストで女が、
「あんたほんと、つまんない男」
って笑って言うっていうの、かなりヴッ…!て心臓押さえてしまう。
いやもう落ちたじゃん~つまんない男に落ちちゃったじゃん~~~~~~。好きピじゃん~~~~。てなる。
かわいい。好き。
おもしれー女とつまんない男、自尊心チャンバラしてほしい。
おもしれー女に「つまんない男」って言われるたびに男の「おもしれー」が増えていっておもしろさのインフレを起こすから、もうこれラブコメじゃなくてバトル漫画だなってところまでは喋った記憶がありますね。
胡乱か?
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