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金言479:無限の可能性から有限の選択肢への移行

つい最近まで、「可能性→無限」「未来→無限」を疑わずに暮らしてきました。
ふと気がつきました。
無限の可能性というのは、案件なり課題に対処するときに時間と選択肢がたくさんありそうな環境をいうのではないかということです。近頃では、やっと知恵がついたというか、リスク優先のためというか、物事に対して考えられる選択肢は限定的であることがわかってきました。

結果がどうなるかは、やってみなければわからないというのは営業マンの定型的な理屈です。手持ちの限られた原資(ヒトモノカネと時間)を使って、いかに損をしないように取引するかという場合に、選択できる策は有限で限定的です。お上の組織なら前例主義にのっとり選択肢は前例の範囲内にとどまります。
流行りの「断捨離」風手口を使うと、さらに選択肢は少なくなります。あれもこれもではなくて、これは必要かという秤にかけるので、ますます限定的になっていきます。
結局、無限の可能性というオーバースペックをやめて、自分にとって必要なスペックに絞り込んでいくという暮らし方は間違ってはいないような気がしてきました。

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