[SFC]ゲームyoutube配信の環境構築FAQ

 1.はじめに

 この記事の続編です。FAQを順次追加します

2.機材の選定

2.1 マイクの選定

重要な基準をいくつか示します。
①据え置きか、ヘッドセットか
②指向性
③PCとの接続方法
④ミュートボタン

①筆者手持ちのヘッドセットを一例として示します。仕事のオンライン会議でも利用するので、4500円程度で音質が良いものを選定しました。

据え置き型のマイクを利用する選択肢もあります。ヘッドセットと異なり、ヘッドホンの選択ができる点、装着する必要がない点、ポップガードを併用しやすい点 などのメリットがあります。一方で指向性次第では、生活音や救急車の音などを拾いやすいので、良し悪しあります

②指向性
 上記で記載したとおり、単一音を拾いたいか、複数の音を拾いたいかを決めます。ひとりで配信するなら、単一指向性にするのが無難です

③PCとの接続方法
 とりあえずUSBにしておくのが無難です

④ミュートボタン
 あると便利です。同居家族がいる場合や、飲み物を飲む場合、有線ヘッドセットでガサガサ音が気になる場合など、ミュートボタンがあると便利です

3.OBSの設定

3.0 全般

・設定変更時は、元に戻せるように変更前の設定画面をスクリーンショットor携帯で撮影するのがオススメ
・設定方法はより詳しいサイトに任せますが、本記事では、設定変更の反映を確認する方法を併せて記載します。筆者に実績がある設定変更は、それを記載します

3.1 PCが重たいときの対処

下記サイトが詳しいです。
https://www.partitionwizard.jp/partitionmagic/obs-encoding-overloaded.html

メジャーなのは、出力解像度を下げる・フレームレートを下げる あたりです

設定変更時の効果の確認方法ですが、右下の「CPU」の使用率や、その右となりの■の色を確認してください。設定変更前後で比較して、平均的に下がっていれば効果ありと考えます。

下記はソフトウェアエンコードと、ハードウェアエンコード(Nvidia GeForce 1060Ti)の比較です。CPU使用率が、41%→17%と大幅な低下を確認できます(変動するので平均的に下がっているかを確認して下さい) 

↑ソフトウェアエンコード(x264)の場合
↑ハードウェアエンコードの場合

3.2 回線が重たいときの対処

 ビットレートを下げることを検討して下さい。ビットレートとは、1秒間あたりの動画の情報量(携帯でいうとおおむねパケット量)だと思って下さい。ビットレートを下げると、若干画質の劣化はありますが、回線速度が遅くてもうまく配信できる場合があります。
 実際に送信しているデータ量は、OBSの右下のkb/sのところで確認可能です

・youtubeは3000kbps程度がメジャー
・上り回線がこれに追いつかなければ、当然ながら間に合わない
・上り回線速度を種々のサイトで計測して、その結果、遅そうならばビットレート下げ(or回線の速度向上)を検討して下さい。

3.3 マイクのホワイトノイズ対策 ホワイトノイズとは、「サー」とか「ジー」のような、マイクの前で何もしゃべらないときに乗ってくるノイズ音です。高価なマイクでも発生することがありますが、ソフトの設定でそれなりの対策が見込めます 対策は、下記サイトが一例です。

確認方法は、出来るだけ余計な音がしない静かな場所で配信音を聴いてみるのが確実です


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