第１回【雇用保険　基本編】

こんにちは！
第1回目となる今回は、知っているようで知らない「雇用保険」について分かりやすく説明します。
お仕事をするうえで必ず知っておきましょう！

雇用保険とは
雇用保険とは、失業したときに次の仕事に就くまでに必要な給付を受けられる保険で、会社等に雇われている方が加入することになります。正社員だけではなくパート、アルバイトの方でも条件に全てあてはまれば雇用保険に加入することになります。

雇用保険料について
保険に加入すれば保険料を支払うことになりますが、雇用保険は賃金の総額×0.5％と高額ではありません。雇用保険料の支払いは事業者と従業員の双方が負担しますが、従業員が負担する金額は労使折半ではなく、事業者が多く支払うようになっています。雇用保険料は給与から控除され、給与明細に保険料が記載されていますので、チェックしてみましょう。

雇用保険の加入条件
下記の条件を満たした方は雇用保険の一般被保険者になります。正社員のみではありませんので、パート・アルバイトの方も条件を満たせば加入の対象となります。※65歳以上の場合は高年齢被保険者になります。

• 1週間の所定労働時間が20時間以上であること
  ※所定労働時間とは：会社が就業規則などにより定めた労働時間のこと。

• 31日以上の雇用見込みがあること

雇用保険に加入できない人

• 1週間の所定労働時間が20時間未満の方

• 31日以上雇用されることが見込まれない方

• 季節的に雇用される方で4か月以内の期間を定めて雇用される方、または1週間の所定労働時間が30時間未満の方

• 昼間学生（夜間は除く）

雇用保険に加入するメリット
失業した時に次の仕事が見つかるまで給付金の支給が受けられます。また、再就職に向けて知識やスキルを習得したり、資格を取得できるように職業訓練を受けたりもできます。
他にも、育児で仕事を休んだ時、介護で仕事を休んだ時等、失業した場合以外にも給付金が支給されます。

聞きなれない用語がたくさんでてきて少し戸惑いますよね。
次回は、雇用保険に加入するメリットの一つである失業手当について説明したいと思います！

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