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笠松競馬場へ行ってきた

2月21日と22日に休みを取って、笠松競馬場に行ってきた。

笠松競馬場はオグリキャップがデビューした競馬場である。世代によって印象は違うとは思うが、少なくとも1970年前後に生まれた人(私と同世代、とも言う)であれば、たぶんオグリキャップを知らない人はたぶんいない。詳しくは知らなくても、「どうやらオグリキャップというすごい馬がいるらしい」程度には聞き覚えがあるはずである。実際、つい最近まで実際の競馬にはほとんど興味がなかった私でも知っていたのだし、「ウマ娘」リリース当時に配布されていた「育成ウマ娘★3引換券」を使用して引き換えたのはオグリキャップであった。実装されているウマ娘の中で、初期実装のハルウララを別にすれば、知っているのはオグリキャップだけだったからだ。

もっとも、「梅花シリーズ」の日程に合わせていくつもりだったものが、直前になって諸事情により開催中止になってしまった。幸い競馬場には入れるようだったので、予定通りに行くことにしたのだが…。

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2月20日の夜に、新宿から夜行バスで出発。ちなみに4列シートではあったが、私は2席を1人で利用できる「ひとりだけシート」だったのでそこそこ快適。1時半過ぎの双葉SAでの休憩までは起きていたが、次に目が覚めたのはもう名古屋市内であった。まあそこそこ眠れたほうではなかろうか。

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夜行バスを栄で下車。歩いて本日宿泊予定の宿に荷物を預けた後、伏見地下街の喫茶店でモーニングを注文。

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朝食は済んだが、さてこれからどうするか。本来ならまっすぐ笠松競馬場に行って、最終レースまで居座るつもりでいたのだが、笠松での開催がない以上あまり意味がない。ふと、移転間近の名古屋競馬場のことを思い出し、あおなみ線に乗ったこともなかったので、名古屋競馬場を見に行くことにした。

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「名古屋競馬場前」という駅名も改称するので、記念に1枚だけ切符を買ってみた。

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名古屋競馬場は、いかにも古い建物ではあったが、むしろ今の時代だとこういう建物が懐かしく感じる。中央の東京競馬場が割と瀟洒であったことから、なおさらである。弥冨に移転した名古屋競馬場もそのうち足を運んでみたい気はするが…。

ここからは市営バスを乗り継いで春田駅へ。そこから関西線と東海道線を乗り継いで尾張一宮まで行き、そこで名鉄電車に乗り換えて笠松に着いた。

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笠松では競馬場に行く前に行きたいところがあったので、笠松町公共施設巡回バスに乗る。白ナンバーのバスであるが、自治体が公共交通がない地域の住民の利便のためにバスを走らせる場合は白ナンバーでも有償輸送の特認は得られるので念のため。

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松枝小学校前で下車し、少し歩いたところにある「御菓子司 小梅」に到着。ここにはオグリキャップにちなんだ最中があるということで、ぜひ購入したいと思っていたのである。

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店内には「ウマ娘」関連のものも置いてあった。特に「ウマ娘シンデレラグレイ」はオグリキャップが主人公であり、笠松が舞台になっているので、オグリキャップにちなんだお菓子を販売しているお店としては絶対に外せないところなのかもしれない。

無事にお菓子を購入し、笠松競馬場に向かうために巡回バスで笠松駅まで戻り、競馬場まで少し歩く。

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先ほど見た名古屋競馬場よりもさらにこじんまりとしたたたずまい。

開催レースがないため入場無料である。入ってすぐ左側にはオグリキャップの銅像がある。

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「ウマ娘」関連で再びオグリキャップに脚光が当たり始め、競馬開催がなくても競馬場を訪れてオグリキャップ像を見に来る人もいると聞く。中には「過去の名馬の栄光にすがってまで知名度を高めたいのか」という否定的な意見もあるようであるが、「ウマ娘」に関していえば現在進行形なのだから「過去の栄光」というのも抵抗がある気がするのだが。

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レース開催がないので、特別観覧席のみの開放。ちょうど浦和競馬の馬券は発売していたので、試しに1枚買ってみた。発行個所としては「笠松競馬場」と印字されるので来場記念にはなる。

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ちなみにバロンキングを選んだ理由は、母の父が「ウマ娘」にも出てくるタイキシャトルだからである(結果は5着)。

しかし、目の前でレースがないとなると、なかなかやることがない。幸い食堂は営業しているので、やきそばを食べてみることにした。なかなかボリューム感があって美味しかった。

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これで一区切りとし、競馬場を離れた。いったん岐阜に出た後名古屋に戻り、宿にチェックインしたのであった。

余談

せっかく名古屋に来たのだから、重食レストラン「喫茶マウンテン」とか、小田井にあるガンビア料理店とかにも行ってみたかったのであるが、みんな月曜定休。

そこで、月曜もやっているお店ということで探した結果、「台湾ラーメン」発祥の店である「味仙 今池本店」に行ってみることにした。ちなみにお店自体はちゃんとした台湾人経営の中華料理店で、もともと従業員の賄い食として作られていたものを売り出したのが「台湾ラーメン」なのだとか。だから台湾の要素はないに等しいのだが、そもそも命名理由が「台湾人が考えたのだからそれでいいだろう」くらいの軽いノリだったらしい。

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まあ、やはり本場は違うなぁ、という印象はあった。気のせいなのかもしれないが。

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翌日は藤が丘から高速バスで新城へ行き、そこから別の高速バスで帰ってきたのだが、藤が丘の駅近くの喫茶店のモーニングはなかなか豪勢であった。これで飲み物代だけでいいんですか、と思うほどに。

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